過去ログ - 【艦これ】キスから始まる提督業!【ラノベSS】
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38: ◆VmgLZocIfs[saga]
2015/04/26(日) 01:37:41.04 ID:xMzTVhm+o
「瑞鶴。あなた何をしているの」

「もう、執務室がボロボロじゃない・・・すみません、先輩方」

「とにかく、状況を整理しましょう」
以下略



39: ◆VmgLZocIfs[saga]
2015/04/26(日) 01:38:34.76 ID:xMzTVhm+o
瑞鶴・・・と呼ばれているのはキスの少女の名前だろう。

彼女は僕よりほんの少し歳上という感じだけれど、他の三人は完璧にお姉さんだ。


以下略



40: ◆VmgLZocIfs[saga]
2015/04/26(日) 01:39:40.73 ID:xMzTVhm+o
「爆撃のことは置いておくとして、まずはあなたの事を教えてください。何故鎮守府に?」


流れるような黒髪に理知的な瞳。物腰は柔らかくって、それでいて有無を言わせぬ口調。

以下略



41: ◆VmgLZocIfs[saga]
2015/04/26(日) 01:40:34.01 ID:xMzTVhm+o
「今日からこの横須賀鎮守府の”特別”提督として配属になりました」
「よろしくお願いします」


僕以外の四人が息を呑む。
以下略



42: ◆VmgLZocIfs[saga]
2015/04/26(日) 01:41:21.81 ID:xMzTVhm+o
「もう、瑞鶴ったら失礼よ」

「何よ、翔鶴ねえだってそう思ってるでしょ。どう考えてもこんな歳下の提督なんておかしいわ」

「そ、それは・・・」
以下略



43: ◆VmgLZocIfs[saga]
2015/04/26(日) 01:42:30.95 ID:xMzTVhm+o
「ちょっとアンタ、翔鶴ねえのこと変な目で見ているんじゃないわよ!」

見とれていたら、番犬に噛まれたし・・・。


以下略



44: ◆VmgLZocIfs[saga]
2015/04/26(日) 01:43:14.72 ID:xMzTVhm+o
そう、彼女たちは艦娘であって人間じゃない。

年齢という概念があるのだろうかと思った。

その疑問には先ほどの赤城さんが答える。
以下略



45: ◆VmgLZocIfs[saga]
2015/04/26(日) 01:45:23.58 ID:xMzTVhm+o
「そこの五航戦の娘たちが私よりも歳下だという感覚が、自然にあります」
「まあ、見た目もそうだしね」


瑞鶴さんも屈託なく話すことから、これはお互いの共通見解なのか。
以下略



46: ◆VmgLZocIfs[saga]
2015/04/26(日) 01:46:18.72 ID:xMzTVhm+o
「ふん、見た目からしてガキだし当然だけれどね!」



カチン。
以下略



47: ◆VmgLZocIfs[saga]
2015/04/26(日) 01:47:09.14 ID:xMzTVhm+o
再びその話題が上がって、幾分冷静になった艦娘たちが動揺する。

場がざわめくのと同時に、他の三人から冷たい視線が寄せられるのを感じて。

まずいまずいまずい!何とかしないと!
以下略



48: ◆VmgLZocIfs[saga]
2015/04/26(日) 01:48:08.95 ID:xMzTVhm+o
「どうせキスするんなら、乱暴な君じゃなく女の子らしい翔鶴さんの方がよかったね!」

「えっ・・・わ、私!?」


以下略



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