過去ログ - 【艦これ】キスから始まる提督業!【ラノベSS】
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443: ◆VmgLZocIfs[saga]
2015/05/19(火) 22:49:53.07 ID:2XSUGPFVo
「こんなのの何が怖いって言うのかしら?」

「ただ手の甲にキスしてもらうだけの事・・・外国の紳士、淑女の間では習慣だと聞きます」

「五航戦の娘たちみたいに唇にされる訳でもなし、怖がる要素がないわ」
以下略



444: ◆VmgLZocIfs[saga]
2015/05/19(火) 22:52:02.21 ID:2XSUGPFVo
「加賀、そんなに熱くならないで・・・瑞鶴も少し冗談を言っただけなんだから」

「私が熱く?いえ、私はただ、実験をすませるのなら手早くすませたいだけのこと」


以下略



445: ◆VmgLZocIfs[saga]
2015/05/19(火) 22:54:22.32 ID:2XSUGPFVo
やっぱり、こわいんだろうか・・・なら、少しでも不安を消してあげたいけれど。

僕だって、ここに来る前は女の子とこんな事になった経験なんてないんだ。

手探りで、なんとか加賀さんが落ち着けるような言葉を絞り出さなきゃいけない。
以下略



446: ◆VmgLZocIfs[saga]
2015/05/19(火) 22:58:18.45 ID:2XSUGPFVo
「提督・・・」

「赤城さん?」

「もしかして、ワザとやってたりします?」
以下略



447: ◆VmgLZocIfs[saga]
2015/05/19(火) 22:59:19.84 ID:2XSUGPFVo
「い、いいから・・・」

「いいから、さっさとすませて下さい・・・」


以下略



448: ◆VmgLZocIfs[saga]
2015/05/19(火) 23:01:40.34 ID:2XSUGPFVo
「じゃ、じゃあ・・・いくよ?」


コクン。
動揺も度が過ぎると饒舌ささえ消え去って、言葉も出なくなるらしい。
以下略



449: ◆VmgLZocIfs[saga]
2015/05/19(火) 23:05:44.01 ID:2XSUGPFVo
差し出された加賀さんの手を取って・・・今度は翔鶴さんの時の様な間違いは犯さない。

身体を引き寄せるのではなく、自分の方から加賀さんの懐へと踏み込んで。


以下略



450: ◆VmgLZocIfs[saga]
2015/05/19(火) 23:07:12.69 ID:2XSUGPFVo
「ね、ねえ・・・まだなの?」


3秒、4秒・・・加賀さんの手の甲に唇を押し当てたまま動かない僕らに焦れて、瑞鶴さんが言う。

以下略



451: ◆VmgLZocIfs[saga]
2015/05/19(火) 23:08:39.63 ID:2XSUGPFVo
「ああ、これ!これよ!」

「昨日、瑞鶴の身体に灯った光と同じものです!」


以下略



452: ◆VmgLZocIfs[saga]
2015/05/19(火) 23:10:57.80 ID:2XSUGPFVo
「加賀、早速艦載機を」

「ええ、赤城さん」


以下略



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