過去ログ - 【艦これ】キスから始まる提督業！【ラノベSS】
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554: ◆VmgLZocIfs[saga]
2015/05/26(火) 19:26:55.17 ID:eXQaRBvvo
忍び足で近づいて、ソファの背もたれ越しに覗き込んでみる。

寝相は悪い方なのか、毛布代わりのタオルケットは蹴散らしているけれど、寝顔はしっかりと確認できた。

まだ幼さをのぞかせる、少年の純粋で柔らかな寝顔･･･。
以下略


555: ◆VmgLZocIfs[saga]
2015/05/26(火) 19:29:34.92 ID:eXQaRBvvo
「ん･･･」


心臓が、違う意味で跳ねた。

以下略


556: ◆VmgLZocIfs[saga]
2015/05/26(火) 19:30:46.88 ID:eXQaRBvvo
１５歳。


どんなに才能があろうと、賢かろうと。

以下略


557: ◆VmgLZocIfs[saga]
2015/05/26(火) 19:31:55.97 ID:eXQaRBvvo
この少年を支えてあげたい。さみしさを分け合ってあげたい。

少年の過去に何があったのか、ちゃんと知りたい。知ってあげたい。

ちょっとでもお姉ちゃんとして、頼りにされたい、抱きしめてあげたい。
以下略


558: ◆VmgLZocIfs[saga]
2015/05/26(火) 19:35:03.02 ID:eXQaRBvvo
「なんでかな･･･アンタのことを考えてる時はいつも･･･」

こわい。


以下略


559: ◆VmgLZocIfs[saga]
2015/05/26(火) 19:36:08.97 ID:eXQaRBvvo
キスしよう。


ふいに、そう思った。

以下略


560: ◆VmgLZocIfs[saga]
2015/05/26(火) 19:37:21.98 ID:eXQaRBvvo
それでも･･･胸の内から溢れてくるこの想いは、自分では止めることが出来なくて。

もう一度、少年が起きていないことを確認して、すぅっと息を吸って勢いを付ける。

そうして、今は真っ直ぐに下ろしている髪を片手でかきあげる。女の子の、キスするときの様式美。
以下略


561: ◆VmgLZocIfs[saga]
2015/05/26(火) 19:38:45.65 ID:eXQaRBvvo
それでも、一度浮かんできた悪魔の誘いを蹴ることは出来ずに。

穏やかに眠る少年の顔に、自分の顔を近づけていく。


以下略


562: ◆VmgLZocIfs[saga]
2015/05/26(火) 19:39:36.02 ID:eXQaRBvvo
本日以上です、明日また投下できたらいいな

563:名無しNIPPER[sage]
2015/05/26(火) 20:06:26.31 ID:dTQgvMzRO
おつ

564:名無しNIPPER[sage]
2015/05/26(火) 20:21:09.38 ID:vuJp+9tz0
こういう話を読むと、ヒロインはいつから主人公に惚れていたのかと読み返したくなる。

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