過去ログ - 【艦これ】キスから始まる提督業!【ラノベSS】
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674
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◆VmgLZocIfs
[saga]
2015/06/07(日) 22:14:27.18 ID:fUd9kQt+o
決断するということは、殺すということだ。
以下略
675
:
◆VmgLZocIfs
[saga]
2015/06/07(日) 22:17:56.40 ID:fUd9kQt+o
でもそれが今・・・この土壇場になって。
一航戦の二人への指示を取り消せるかも知れない最後の瞬間が訪れたことを意識して、怖くなった。
何でもいい、理由をつけて停泊中のこの船から降りてしまえば・・・。
以下略
676
:
◆VmgLZocIfs
[saga]
2015/06/07(日) 22:24:34.99 ID:fUd9kQt+o
「こわいんだ」
これは、指揮官が一人で抱え込むべきもの。部下に悟られてはいけないもの。
以下略
677
:
◆VmgLZocIfs
[saga]
2015/06/07(日) 22:25:30.03 ID:fUd9kQt+o
頭を抱えて、それ以上何も言えなくなってしまった。
瑞鶴さんは今、どういう表情をしているだろうか。
以下略
678
:
◆VmgLZocIfs
[saga]
2015/06/07(日) 22:26:37.99 ID:fUd9kQt+o
「あ・・・」
「大丈夫、大丈夫よ」
以下略
679
:
◆VmgLZocIfs
[saga]
2015/06/07(日) 22:28:13.30 ID:fUd9kQt+o
今、この空母の少女は初めて”お姉ちゃん”であろうとして、僕の頭を撫でている。
その事実に思い至ると、自然と穏やかな微笑を浮かべてしまうのだ。
以下略
680
:
◆VmgLZocIfs
[saga]
2015/06/07(日) 22:28:50.74 ID:fUd9kQt+o
さっきまで感じていた歳上っぽさはあっという間になりを潜めて。
今、隣にいるのはいつもの恥ずかしがり屋の瑞鶴さんだった。
以下略
681
:
◆VmgLZocIfs
[saga]
2015/06/07(日) 22:30:20.74 ID:fUd9kQt+o
「私も」
「私も、アンタを認めてる。アンタが提督で良かったって、そう、思ってるから」
以下略
682
:
◆VmgLZocIfs
[saga]
2015/06/07(日) 22:30:58.69 ID:fUd9kQt+o
それは。
それは、どういう意味?
以下略
683
:
◆VmgLZocIfs
[saga]
2015/06/07(日) 22:31:43.96 ID:fUd9kQt+o
少年は当初の瑞鶴の目論見通りに、穏やかな寝息を立てて眠りについていた。
口では悔しがる言葉を発しているくせに、そのチャンスがふいになったことにホッとしてもいる。
言えなかったことよりも、そっちの方がずっとずっと、悔しい。
以下略
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