過去ログ - 【艦これ】キスから始まる提督業!【ラノベSS】
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733: ◆VmgLZocIfs[saga]
2015/06/11(木) 22:35:01.15 ID:7H1J89oIo
でも、もし。

もし、自分の力があれば少年やみんなを助けられる・・・。

そんな事態になったならば、そう。
以下略



734: ◆VmgLZocIfs[saga]
2015/06/11(木) 22:38:51.32 ID:7H1J89oIo
「失礼いたしますわ」


ぎょっとするほどの嗄れた声は何度聞いても慣れることはない。

以下略



735: ◆VmgLZocIfs[saga]
2015/06/11(木) 22:39:49.47 ID:7H1J89oIo
”何かお困りでしたら”その言葉が何故か、僕の耳に残った。




以下略



736: ◆VmgLZocIfs[saga]
2015/06/11(木) 22:41:12.50 ID:7H1J89oIo
「君の主を説得出来るだけの情報がないか、探しているんだ」

「主?私の主なんて、いないわ。本当はもういるはずだったんだけど」

「大提督のことさ、君は彼のお屋敷のメイドなんだろう?」
以下略



737: ◆VmgLZocIfs[saga]
2015/06/11(木) 22:42:39.36 ID:7H1J89oIo
「大提督の傍にお仕えしているのなら。身の回りのお世話も、君の仕事だよね?」

「うん、そうね。あのおじいちゃんのお世話、大変なんだから」


以下略



738: ◆VmgLZocIfs[saga]
2015/06/11(木) 22:44:47.37 ID:7H1J89oIo
「例えば、今回の作戦にあたって大提督のもとへ集まる報告書に触れる事も可能かもしれない」

「ふうん、それで?」


以下略



739: ◆VmgLZocIfs[saga]
2015/06/11(木) 22:46:01.69 ID:7H1J89oIo
「初めて会った時から、可愛い娘だなと思ってたよ」

「君のそのきれいな手から僕の欲しいものを渡されたら・・・惚れてしまうかもしれない」


以下略



740: ◆VmgLZocIfs[saga]
2015/06/11(木) 22:46:47.71 ID:7H1J89oIo
「初めて会った時って、いつのことかしら?」

「それは・・・勿論昨日からさ」


以下略



741: ◆VmgLZocIfs[saga]
2015/06/11(木) 22:47:41.54 ID:7H1J89oIo
「ま、いいわ。特別に許してあげる」


最後まで貼り付けた微笑みを崩さないまま、メイドの少女は僕に分厚い紙束を差し出したのだった。

以下略



742: ◆VmgLZocIfs[saga]
2015/06/11(木) 22:49:34.30 ID:7H1J89oIo
「ほんっとに、変な娘ね。それに、それを言うなら私たちを、じゃない?」

「いや、今のはあれで合ってるよ」


以下略



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