過去ログ - 【艦これ】キスから始まる提督業！【ラノベSS】
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756: ◆VmgLZocIfs[saga]
2015/06/13(土) 14:57:19.65 ID:78sWDADco
「僕の鎮守府に欲しいくらいだ」


素直にそう感想を漏らす。

以下略


757: ◆VmgLZocIfs[saga]
2015/06/13(土) 14:58:05.18 ID:78sWDADco
瞬間、時が止まった。そして、察する。

僕の心配が、杞憂に終わらないであろうことを。


以下略


758: ◆VmgLZocIfs[saga]
2015/06/13(土) 17:34:03.01 ID:78sWDADco
「君を呼んだ覚えはないのだが」


艦橋のいっとう高い席に座ったまま、大提督は僕たちを睥睨した。

以下略


759: ◆VmgLZocIfs[saga]
2015/06/13(土) 17:34:51.87 ID:78sWDADco
「このままでは艦隊が全滅します」


投げ込んだ石が大きすぎたかも、という心配はない。

以下略


760: ◆VmgLZocIfs[saga]
2015/06/13(土) 17:35:48.07 ID:78sWDADco
「これは？」

「呉鎮守府から本部への、定例報告書です。お読みになられては？」


以下略


761: ◆VmgLZocIfs[saga]
2015/06/13(土) 17:46:08.98 ID:78sWDADco
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　帝国歴××年○月△日
　　　　　　　　　　　　　　　　　　出撃報告書
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　呉鎮守府副提督代理

本日の出撃任務の際、奇怪な深海棲艦を目撃致しましたのでご報告致します。
以下略


762: ◆VmgLZocIfs[saga]
2015/06/13(土) 17:47:51.05 ID:78sWDADco
報告書を読む大提督の手が小刻みに震えている。


「未知の不明艦を目撃し、この対応」

以下略


763: ◆VmgLZocIfs[saga]
2015/06/13(土) 17:48:49.67 ID:78sWDADco
大提督の沈黙に、たまらず瑞鶴さんが声を張り上げる。

違うよ、瑞鶴さん。大提督は無能なんかじゃない。

だからこそ、次に見せる写真にも意味が生まれる。
以下略


764: ◆VmgLZocIfs[saga]
2015/06/13(土) 17:49:47.36 ID:78sWDADco
大破炎上する敵深海棲艦の駆逐艦と、“不明艦”。そしてその周囲に群がる同胞たち。

先ほどまで僕たち人間の魔手から守ろうとした“不明艦”に、彼らが何をしているか？


以下略


765: ◆VmgLZocIfs[saga]
2015/06/13(土) 17:50:32.03 ID:78sWDADco
やはりこの人は、人の上に立つ事の出来る人だ。

でも、それ故に。分かってしまうからこそ味わう絶望というものがある。


以下略


766: ◆VmgLZocIfs[saga]
2015/06/13(土) 17:51:15.55 ID:78sWDADco
「もう一度、写真をよく見てください」

「大破炎上している敵艦は、駆逐と“不明艦”の２隻。でも…」


以下略


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