3: ◆mTbG5lpx.U[saga]
2015/04/26(日) 03:24:13.68 ID:dn7bLnuE0
穂乃花「――って言っても」
朝。
これまでのことを回想していた私は、深くため息を吐く。
部活の朝練中、私の頭の大部分を支配しているのは、彼女のこと。
部活を終えた今もそれは変わらず。どうすればいいのか絶えず考えている。
なにしろ、誰かと付き合うのなんてこれが初めて。加えて同性。どうすればいいか分かる人間なんていないだろう。
だから、この不安も当然だと分かるのだけど……。
穂乃花「無理だよねー……。気にしないなんて」
制服に着替え、部活の更衣室から校舎前を経由。教室へ向かう。
ちょうど登校時間の最中ということもあり、校舎の前には生徒たちが大勢歩いている。
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