過去ログ - 瑞鶴「加賀さん……好きです」 加賀「私も好きよ」
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336: ◆LxxESo7QEc[saga]
2015/05/05(火) 21:11:47.22 ID:3pdbyZOWo

瑞鶴「かっ……加賀さん!?」

私は崩れ落ちる加賀さんを抱きかかえる。

以下略



337: ◆LxxESo7QEc[saga]
2015/05/05(火) 21:12:28.72 ID:3pdbyZOWo

加賀「楽しかっ……たわ……瑞鶴。私の想像を……遥かに超えて、成長するあなたを……見るのが」

加賀「あんなに生意気で……甘ったれで……口答えばっかり……だったのに……ね」

以下略



338: ◆LxxESo7QEc[saga]
2015/05/05(火) 21:13:36.42 ID:3pdbyZOWo

瑞鶴「加賀さん! お願いだから、もう……んっ!?」

喋らないで……そう言おうとした私の口を、加賀さんの唇で塞がれた。優しくてあったかい……だけど血の味。

以下略



339: ◆LxxESo7QEc[saga]
2015/05/05(火) 21:15:03.54 ID:3pdbyZOWo

私……私は、バカだッ……! 加賀さんが……ここまでしてくれないと気づけないなんて!

瑞鶴「翔鶴姉は……もう、いないんだ……!」

以下略



340: ◆LxxESo7QEc[saga]
2015/05/05(火) 21:16:29.65 ID:3pdbyZOWo

ヲ級改「瑞鶴……何も悲しむことはないわ。すぐに後を追わせてあげる」

鈴谷「瑞鶴ッ!? 危ない!」

以下略



341: ◆LxxESo7QEc[saga]
2015/05/05(火) 21:18:09.49 ID:3pdbyZOWo

翔鶴「瑞……鶴……?」

翔鶴「強く……なったわね……あなたなら、もう……大丈夫。私が……いなくなっても……」

以下略



342: ◆LxxESo7QEc[saga]
2015/05/05(火) 21:19:24.70 ID:3pdbyZOWo

鈴谷「瑞鶴!」

瑞鶴「鈴谷。悪いけど、これお願い」

以下略



343: ◆LxxESo7QEc[saga]
2015/05/05(火) 21:20:21.36 ID:3pdbyZOWo

冷たくて暗い海……そう思っていたけど、視界は驚くほど良好。
艦娘の艤装のお陰か、海の中でもある程度は適応出来るようになってる。
とは言え、私も加賀さんも潜水艦娘ではない。潜水できる時間も限度があり、
そのある程度を超えたらもう沈むしかない。
以下略



344: ◆LxxESo7QEc[saga]
2015/05/05(火) 21:21:50.92 ID:3pdbyZOWo

もう随分長く潜ってるかな? 水太りは気にしないけど、塩辛いのはちょっと辛いかな。だって私、甘党だし。
なんて余裕かましてる場合じゃない。ちょっと、息が苦しくなってきたかも。限界までそう遠くないことを告げる警告。

瑞鶴「お願い、早く……」
以下略



345: ◆LxxESo7QEc[saga]
2015/05/05(火) 21:22:38.62 ID:3pdbyZOWo

瑞鶴「加賀さん!」

全力で追いかけて、精一杯手を伸ばす! もう、残された時間はだいぶ少ないけど……!
もう少し……あと、少しでいいんだ……!
以下略



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