過去ログ - 優希「やっぱり京咲はナンバーフォーだじょ!」京太郎「?」
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408: ◆Pcb58XTPnw[saga]
2015/04/30(木) 23:11:21.42 ID:sqy++YATo


ゼロ「あの、流石にお尻は拭けないので……」

怜「あ、うん……」ドキドキ

 フキフキ

怜「(この感じ……やっぱり、うちはこのお尻からうんちを)」フキフキ

 ザックザッツク

ゼロ「よし、これで糞も埋めた」ポンポン

怜「……//」カァァ

ゼロ「……さぁ、行きましょうか」

怜「で、でも……」

ゼロ「動けないですか? じゃあ、俺がおぶります」ヨイショッ

怜「!?」カァァ

ゼロ「もうすぐ着きますから」スタスタ

怜「……どうして、うちを?」

ゼロ「……」

怜「なんでうちを、庇うん?」

ゼロ「俺には……初恋の人がいました」

怜「え?」

 それが、どう関係してるって言うんや?

ゼロ「その人は優しくて、強くて、かっこよくて……俺の憧れで」

怜「……」

ゼロ「でも、その人がある日――俺の前でお漏らしをしたんです」

怜「!! おもらしを!?」ドキッ

ゼロ「それで、俺は思っちゃったんです。その人のことを、汚いって……」

怜「そ、それは当然の反応じゃ」

ゼロ「その時に思ったんですよ。俺が長年胸に秘め続けた、その人への想いは小便如きに流されるようなものだったのかって」ギリッ

怜「!」

ゼロ「それに気づいた時、自分が無性に許せなくなって……悲しくなって、泣きたくなって」ブルブル

怜「……そう、やったんか」ギュッ

ゼロ「だから俺は、その日から決めたんです。その人がどんなに汚れようと、汚くても」テクテク

 ドクン ドクン

ゼロ「俺は、ちゃんとその人自身を見守ってあげようって」

怜「(背中におれば、分かる。この人――嘘吐いとらん)」ギュッ

ゼロ「だから、例え誰が漏らそうと、まずはその人をよく知らないと」

怜「でも、うちのこと――分からへんのに」

ゼロ「……実は、知ってるんです」

怜「え?」

ゼロ「千里山の、園城寺怜さん……俺、知らないフリをしてたんです」

怜「?!」

 嘘、やろ? うちのことを、なんで!?


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