過去ログ - 【ダンガンロンパ】弐大「安価で生徒のマネージメントは大変だが楽しいのう」
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666: ◆z.6vDABEMI[saga]
2015/05/21(木) 22:14:48.80 ID:ix02aN/Io
弐大「のう、お前さん」

七海「?」

弐大「……ゲーム以外に打ち込める事はないんか?」

七海「え?」

弐大「お前さんにゲーム以外に、息抜きになるようなものがあるかと思」

七海「ない」

弐大「……う……?」

七海「ないよ。私にはゲームしかない。私はゲームをやるために生まれたと思うし、そう信じてる」

弐大「……」

七海「私にとってはゲームがすべてだから。逆に言うと、ゲームなしの私は私じゃないんだよ」

弐大「どうして、そこまで」

七海「……」

弐大「どうしてそんなにゲームに打ち込める?どうしてゲームにこだわるんじゃあ?」

七海「私ね、昔から体が弱くて、何回も入退院してたんだ」

弐大「!?」

七海「一番古い記憶は5歳かな。その時、お父さんが何となくで買ってきてくれたゲームをずっとやってたんだ」

七海「……最初にクリアしたのは、伝説のクソゲーだった。膝と同じくらいの高さの段差で勝手に死ぬようなキャラクターで、どんどん探索するゲーム」

七海「私より弱いのに、何回もやり直せるのが辛くて、時々いやで、でも買ってくれたゲームだから止めるのもイヤで」

七海「……だから私、いっつもゲームやってた。病室でゲームやってたんだよ」

七海「それからは入退院のたびにお父さんがいろんなゲームを買ってくれた。人型のパペットに妖精を操って育成もしたし、一発で壊れちゃう鎧を身につけてお姫様を助けにも行った」

七海「ワの字でモンスターを麻痺させたりしたし、何回も告白したりしたし、沈む船の中で市立の高校みたいに自由な船員を助けたりもしたし、シザーマンも倒した」

七海「私にとってはそれがすべてだった」


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