過去ログ - 【安価】京太郎「愛と勇気のおとぎ話……」智紀「10age」【咲・muv-luv】
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41: ◆Qxi3nQ8k6U[saga]
2015/05/04(月) 23:06:36.27 ID:VAV/0JhIO
ボートレース開始時には雲一つ無い晴天だったにも関わらず、今では空は黒い雲に覆われ、冷たい雨が叩きつけるように降り注いでいた。
更には追い打ちをかけるように強風が遅い、海面は荒々しく波立っていた。


京太郎「幸い、近くに島があったのは不幸中の幸いだったが……」


風に追いやられるまま島の付近までボートが流され、ボートを引き上げるためにブリッジス少尉と共に海へと飛び込み、ロープを握りしめながら、浅瀬で脚を踏ん張り島へと上陸する。
案外柔らかい砂浜だったので、難なく上陸する事は叶った。
そのまま陸地からボートを引っ張り、近くの椰子にロープを括り付けて固定した。


京太郎「くっ……思ったより体力を消耗したな……」

ユウヤ「はぁ、はぁ……ああ、そうだな……」


波に逆らないながらの移動によって、俺もブリッジス少尉も大分体力を消耗していた。
だが、このまま休憩としゃれこむ訳にもいかない。
ボートの上には意識を消失したビャーチェノワ少尉がおり、一刻も早く雨露と風をやり過ごせる場所の確保が先決だった。


唯依「須賀大尉……」

京太郎「ん、どうした?」

唯依「ファストエイドキットの中身を検めたのですが、どうやらE規定準拠の物では無いらしく……防寒シートがありません」

ユウヤ「何だって!?冗談だろ!」

京太郎「このまま雨に打たれて続けるのはビャーチェノワ少尉の命に係わるな……」

唯依「ですが、どうすれば……」

ユウヤ「砂浜沿いの崖の傍はどうだ?
こんな軽装じゃ森の深くに入るのは危険だし、岩場の近くなら人が潜れるスペースがあるかもしれない」

京太郎「それが最善策だろ……
さて、しかしビャーチェノワ少尉を運ぶだけなら精々二人で十分だろうが……」


↓3
1.自分が先行して洞窟を探す
2.水場の確保を優先し、真水を探しに行く
3.ボートの傍に何か無いか探す
4.自分のビャーチェノワ少尉を運ぶのを手伝う
5.その他自由安価



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