過去ログ - 【安価】京太郎「愛と勇気のおとぎ話……」智紀「10age」【咲・muv-luv】
1- 20
54: ◆Qxi3nQ8k6U[saga]
2015/05/04(月) 23:52:35.55 ID:VAV/0JhIO
水を水筒に収め、洞窟の方向へ戻ると既に篁中尉とブリッジス少尉はビャーチェノワ少尉を連れて洞窟内で待機していた。


ユウヤ「お……どうだった?」

京太郎「取りあえず、水源があったから水は確保できた。
だが、人工物の痕跡すら無いことから、ここが無人島である可能性が濃厚だな」

ユウヤ「そうか……」

京太郎「GPSはどうだ?」

ユウヤ「駄目だ、完全にイカレちまってる」

唯依「簡単に壊れるものではない筈なんだが……」

京太郎「ファストエイドキットがE規定の物じゃなかった時点でなんか悪い予感がしてたが……
ここは最後方も最後方だ、大方日頃の点検もまともにやって無かったんだろうな」

ユウヤ「あんたらに言わせれば俺らも同類かもしれないが、最後方の基地なんてそんなもんさ。
だから、リゾートなんて揶揄されるんだ」

京太郎「GPSが作動していなくてもボート自体にビーコンが備え付けられている筈だが……」

ユウヤ「まぁ、とりあえずボートのロケーションビーコンが生きてる事を願うしか無いが……
問題は、捜索隊が俺たちを見つけるまでの間、どうするかだな」

唯依「無人島に漂流した場合の物資の確保、か」

ユウヤ「まるで、何かの小説みたいな話だな……」

京太郎「無人島漂流記?」

ユウヤ「そんなタイトルだったけな」


そういや、親父が海外から持ってきた小説の中にあったな……
確か、ロビンソンとか言う男が無人島に漂流して、何十年も生き延びて帰還する話。
正式名称が長いんだよな……The life and Strangeなんちゃらとかって。


京太郎「あの話みたいに都合よく野生動物がいれば良いんだがな……」

ユウヤ「まったくだ」


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
1002Res/226.88 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice