過去ログ - 【安価】レイ「 ごめんなさい……こんな時、どんな顔すればいいのかわからないの 」
1- 20
132:シンジは俺の嫁 ◆tzbka.uV0LH5[saga]
2015/05/01(金) 00:10:37.60 ID:l7/n6CIq0
小話・其の壱


《 ネルフ本部 ― リツコの研究室 》


ある日

旧友であり親友である葛城ミサトの来訪に、赤木リツコは珍しく素直に喜んだ

普段の彼女なら、ただでさえ少ない休憩時間を邪魔されれば、相手がミサトであろうともう少しそっけないところがあったりするのだが

今回の歓迎は、来訪の理由と話の内容を既に知っていることからだった


ミサト「 Halo!リツコ!例のブツ、持ってきたわよぉーん♪ 」

リツコ「 !!ミサト、待っていたわ! 」


ミサトがウインクしながら手渡してきた封筒

その中身は


リツコ「 ……………ッッッ!!!! 」

リツコ「 ……そう。やはりアナタはお母さんになのね……、ふふっ、エプロン姿も様になっているじゃない 」

リツコ「 シンジ君……! 」


中から出てきたのは、全てシンジの写真であった

以前ミサトの惚気話を聞いた(聞かされた)リツコがまさかの食いつきを見せ

どうしても葛城家でのその母親ぶりを見てみたいと彼女にお願いして撮ってきてもらったものだ

因みにシンジ本人には内緒の完全な隠し撮りであり、風呂上がりの際どいものまである


リツコ「 嗚呼、なんということ!写真越しにでも伝わるこの母性!まだ14歳なのに!? 」

リツコ「 そう、きっとこれもロジックではないのだわ、男と女のように、母と子の愛もまた!! 」

リツコ「 私は……あの人の求める彼女にそっくりなあなたを、レイと同じようにどこか避けてきた…… 」

リツコ「 ……けれど!もうそんなことは気にしないわ!!だって、私も好きになってしまったんですもの!! 」

リツコ「 はぁあぁぁあぁああぁぁぁぁ………!!シンジ君、シンジ君シンジ君シンジ君シンジ君シンジ君ッッッ!!! 」

リツコ「 可愛いいいいいいいいいいいいい!!!!! 」


とうとう写真を胸に抱いて悶え叫びだした

あのリツコをキャラ崩壊レベルまで染め上げたシンジも末恐ろしいが、そこまで誘導したのは間違いなくミサトだ

「 うっはぁー、荒ぶってるわねー 」などとけらけら笑いつつ

勝ったと言わんばかりに見えないところでガッツポーズを決めているのだった


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
318Res/189.69 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice