過去ログ - 【安価】レイ「 ごめんなさい……こんな時、どんな顔すればいいのかわからないの 」
1- 20
146:シンジは俺の嫁 ◆tzbka.uV0LH5[saga]
2015/05/01(金) 15:21:47.37 ID:l7/n6CIq0
リツコ「 ああ、その写真ね…… 」


決して、吃らぬように

全神経を集中して、事実を捏造する


リツコ「 実は最近、シンジ君の隠し撮り写真が出回っているのよ 」

リツコ「 立派な盗撮だから犯罪だし、シンジ君は大事なチルドレンなんだからこれが原因で何かあっても困るでしょう? 」

リツコ「 だから保安部で直接回収させているの。それは押収した物の一部 」

リツコ「 このこと自体秘密なんだけどね……まぁ、見てしまったものは仕方ないわ 」

リツコ「 だかr 」

マヤ「 ……盗撮、隠し撮り写真、ですか 」


写真を手に取り、振り向いたマヤがリツコの言葉を遮った

その感情の見えない眼に、危うく動揺が顔に出かける


リツコ「 え、ええ、そうよ。だからマヤ、アナタも決して他言しないでほしいの 」

マヤ「 何故ですか 」

リツコ「さっきも言ったでしょう?これは秘密、とてもデリケートな問題よ。ネルフ内でもごく限られた者しか知らない 」

リツコ「 犯人はシンジ君のクラスメイトの誰かというところまでは絞り込めたけれど、特定はできていないわ 」

マヤ「 ……………… 」


写真に視線を戻し、再び沈黙するマヤ

ミサトとリツコが固唾を飲む

そして、数分にも数十分にも数時間にも感じた静寂の後

二人にとって予想外、しかしある意味予想通りかもしれない反応が返ってきた

ぼそりと、マヤが言ったのだ


マヤ「 ………シンジ君、可愛いですね…… 」

ミサト・リツコ「 へっ? 」


可愛い。可愛いと言ったか?今

先程までの無表情は何処へ行ったのか、満面の笑みを浮かべてマヤが捲し立て始める


マヤ「 やっぱり、やっぱりやっぱりやっぱり!!私の目は狂っていませんでした!! 」

マヤ「 あぁああぁぁあぁぁぁああぁシンジ君!!なんって可愛いのぉぉぉおおおおおおおおおお!!? 」

マヤ「 今まで見てきたどの男の人とも違う!!シンジ君だけは違うのよ!! 」

マヤ「 いきなりレイちゃんのお母さんになるなんて言いだして、一瞬でも頭おかしいのかなんて思った私が馬鹿でした!! 」

マヤ「 彼は確かに母であろうとこの写真のように女の子に近づこうとしている。けど!だからって元の自分を捨てたわけじゃない!! 」

マヤ「 ちゃんと少年の部分だって共存してる、その矛盾すら受け入れることで矛盾ではなくしてしまっているなんて!? 」

マヤ「 理屈じゃないんですね、きっと……嗚呼、貴方は天使なの?人間であり天使なのねシンジ君!!!?!? 」

マヤ「 シンジきゅううううううううううううううううううううううううん!!!!! 」


ハートを撒き散らしながら絶叫するマヤ

リツコは唖然とし、ミサトは痛む頭を押さえるのだった


ミサト( あー、すっげぇデジャヴだわぁ…… )


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
318Res/189.69 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice