過去ログ - 【安価】レイ「 ごめんなさい……こんな時、どんな顔すればいいのかわからないの 」
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シンジは俺の嫁
◆tzbka.uV0LH5
[saga]
2015/05/04(月) 03:13:45.62 ID:TBCXXQ8/0
ケンスケ「 ッゥオオオオオオオオオ!!! 」
ケンスケ「 すっごい、すごいすごいすごいすごいすごぉい!!すごい!凄すぎるぅうう!! 」
ケンスケ「 男だったら涙を流すべき状況だねえこれはぁ!……ふあぁあっ!?っごい、すごい、すごい、すごい、すっごぉぉおおおい―― 」
艦隊のあちこちを撮影しながら歓喜に打ち震え「すごい」を連呼する相田ケンスケ14歳。今更だが、重度のミリオタである
一方トウジも別の理由で走り回っていた
トウジ「 あぁっ、待てぇ待たんかぁい! 」
トウジ「 くっそぉ……もぉっ、止まれ、止まらんかぁい…… 」
トウジ「 あ! 」
風に飛ばされ転がり続けていた大切な帽子が、シンジの足に引っかかり漸く追いかけっこは終了する
シンジ「 はい、トウジ 」
トウジ「 おぉおおおお!ありがとぉなシンジぃ、ほんまに助かったわ!やっぱお前ええやっちゃなぁ 」
シンジ「 あははっ。どういたしまして 」
ミサト「 ……来たわね 」
え?と、シンジとトウジがミサトの視線を追えば
赤いプラグスーツを纏った少女が此方へと歩いてくるのが見えた
ミサト「 紹介するわ。ユーロ空軍のエース、式波・アスカ・ラングレー大尉、第2の少女 」
ミサト「 エヴァ2号機担当パイロットよ 」
アスカ「 ひさしぶりね、ミサト! 」
アスカ「 ……あ? 」
アスカが訝しげに目を細める
彼女の視界に入ったのは、仲睦まじく手を繋ぐ一組の男女
一瞬カップルかとも思ったが、例の『噂』を思い出す
アスカ「 ……ねぇミサト、もしかしてそこの二人が…… 」
ミサト「 そう、綾波レイと碇シンジ君。ファーストチルドレンとサードチルドレンよ 」
アスカ「 !!…じゃ、じゃぁまさか、あの噂も本当なの……? 」
ミサトが口を開くより早く、シンジとレイがアスカの前まで来て肯定した
シンジ「 初めまして、式波さん。碇シンジといいます。綾波レイの母です 」
シンジ「 ほら、レイも挨拶して? 」
レイ「 ……初めまして。綾波レイです。お母さんの娘です 」
アスカ「 」
至って真面目な顔をして言う二人
硬直した少女に、トウジとケンスケは同情するかのような眼を向ける
いざ目の当たりにしても理解できない、否、したくない現実というのを
生まれて初めて知ったアスカであった
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