過去ログ - 【安価】レイ「 ごめんなさい……こんな時、どんな顔すればいいのかわからないの 」
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185:シンジは俺の嫁 ◆tzbka.uV0LH5[saga]
2015/05/04(月) 08:53:50.12 ID:TBCXXQ8/0
シンジ「 ……なんか、時計みたいだ 」


それがシンジの使徒に対する第一印象だった

頭部と思わしきものは、二つの尖った部分が方向こそ逆なもののまさしく時計の針のように回転しており

下部にある大きな球体は振り子の様にも見える

それ以外のボディは、まるで『まきびし』を組み合わせた芸術品か何かといった感じ

鋭く長い脚の先端が海面に接触する度、雪の結晶の如く凍結して足場となっている

第五の使徒同様に生物的なイメージとはかけ離れたものである


アスカ「 んなこと言ってる場合!?使徒なんて化け物、一々見た目なんか気にしてらんないでしょ! 」

アスカ「 あーもう!折角のアタシの初陣がこんなナナヒカリと一緒だなんて!! 」


シンジとアスカはミサトの命令で、二人で2号機に乗っていた

いくらチルドレンとはいえ、調整も何もなしではシンクロに支障を来して当然の筈なのだが

何故かシンクロ率はこれまでのアスカの最高記録に近い数値を出していた


シンジ「 まだ言ってるの?それこそ今気にすることじゃないと思うよ。大体見た目からだって何かヒントは得られるんだから 」

アスカ「 なぁんですってぇ!?あんた覚悟できてんでしょうねえ!! 」

シンジ「 当たり前だろ。あの使徒のせいでレイやミサトが転んで怪我したんだ……痕が残ったらどうするんだよ、クソッ!! 」

シンジ「 絶対に赦さない!! 」

アスカ「 あ、いや、そっちじゃないんだけど……ってか怪我って言ったってほんの擦り傷じゃ 」

シンジ「 ッ!!、来るっ……行くよ式波!! 」

アスカ「 ちょ、待っ!?勝手に動かさないでよおおおおぉぉぉぉぉぉぉ―― 」


2号機が近くの艦へと跳んだ直後

それまで2号機を乗せていた艦が使徒の光線を受け、真下から発生した水柱に持ち上げられる

そのまま水柱は十字と化し、中心から貫かれた艦は自重で真っ二つになった


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