過去ログ - 【安価】レイ「 ごめんなさい……こんな時、どんな顔すればいいのかわからないの 」
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199:シンジは俺の嫁 ◆tzbka.uV0LH5[saga]
2015/05/05(火) 05:31:18.58 ID:Ejz9UqMx0
不意を衝くように、使徒の仮面が捻れ開く


アスカ「 まずいっ!!エコヒイキ、回避を―― 」


だが


シンジ「 A.T.フィールド、全開 」




ヴォォオオオオォオォォォオオォオオオォォオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!




放たれた光線は、咆哮する2号機のA.T.フィールドに因って阻まれ飛散した

自身に応えてくれた2号機へ少年は笑う


シンジ「 ……そういうことだったんだね 」

シンジ「 A.T.フィールドは心の壁 」

シンジ「 強力になればなる程、拒絶できるものは増えていく 」


一撃では足りないと判断したのか、連続して光線を放つ使徒

しかし効果は見られない


シンジ「 少し工夫すれば、こんな使い方もできたのか 」


跳躍した2号機の背後から幾重にも展開されるA.T.フィールド

シンジはそれを飛行手段として使徒より更に上へと飛んだ

再び捻れ開いた仮面からは何百もの触手の先端が突き刺しにかかるが、悠々と躱す

そして、突然すぎる状況に呆然としているアスカに問いかける


シンジ「 ねぇ、守りたいものはある? 」

アスカ「 …………え? 」

シンジ「 守りたいものだよ、守りたいもの。家族とか、友達とか、仲間とか、自分とか 」


唐突な質問、且つ戦闘の真っ最中だと言うのに、何故か素直に答えてしまうアスカ


アスカ「 そんなもの、自分に決まってるじゃない 」


重ねて問う


シンジ「 どうして?家族は大事じゃないの? 」

アスカ「 ママもパパも物心ついた時からいなかったもの 」

シンジ「 なら友達は?友達と遊ぶのは楽しいよ 」

アスカ「 馴れ合いの関係なんていらないわ、面倒臭い 」

アスカ「 元々一人でいるのが好きなの。他人と合わせて楽しいフリをするのも疲れるし、他人の幸せを見るのがイヤ 」

アスカ「 エヴァに乗れればそれでいいのよ 」


それに、仲間だって


アスカ「 私をちゃんと見てくれる人は初めからいない 」


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