過去ログ - 【安価】レイ「 ごめんなさい……こんな時、どんな顔すればいいのかわからないの 」
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226:シンジは俺の嫁 ◆tzbka.uV0LH5[saga]
2015/05/08(金) 01:01:04.06 ID:34/dTfTz0
《 墓地 》


ゲンドウ「 三年ぶりだな、二人でここに来るのは 」

ゲンドウ「 ………いや、今は三人、か 」

レイ「 ………… 」

シンジ「 僕は…あの時逃げ出して、その後は来てなかった 」

シンジ「 けど、この前レイと来たんだ。僕らのことを報告しに 」

シンジ「 ……母さんがここに眠ってるって、正直ピンとこないんだ。顔も憶えていないから 」

ゲンドウ「 人は思い出を忘れることで生きて行ける 」

ゲンドウ「 だが、決して忘れてはならないこともある 」

ゲンドウ「 ユイはそのかけがえのないものを教えてくれた。私はその確認をするためにここへ来ている 」

レイ「 ……写真、ないんですか 」

ゲンドウ「 残ってはいない。この墓もただの飾りだ、遺体はない 」

シンジ「 先生の言ってた通り、全部捨てちゃったんだね 」

ゲンドウ「 ……全ては心の中だ。今はそれでいい 」

シンジ「 うん。信じるよ、父さん 」

レイ「 私も、信じます……おじいちゃん 」

ゲンドウ「 ……………… 」




ゲンドウ( ……………… )







ゲンドウ「 ……ああ。ありがとう 」


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