過去ログ - 【安価】レイ「 ごめんなさい……こんな時、どんな顔すればいいのかわからないの 」
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229:シンジは俺の嫁 ◆tzbka.uV0LH5[saga]
2015/05/08(金) 12:33:46.75 ID:34/dTfTz0
《 VTOL機内 》


冬月「 それで?どうだったのだ、碇 」


電話越しに訊ねる声は冬月のもの

期待を隠しもせずに急かす老人へ、ゲンドウは少し遠まわしにだがはっきりと告げた


ゲンドウ「 我々の計画を大幅に変更する。正確には調整といったところか 」

ゲンドウ「 最終目的は変わらんが、現状に合わせ、そこまでの道は考え直さねばならん 」


その言葉を聞き、冬月は本当に柔らかな笑みを浮かべ歓喜する


冬月「 そうか!それはつまり 」

冬月「 お前の息子が、お前と共に歩みうるところまで来たということか……っ! 」

ゲンドウ「 ……問題ない。じきに『鍵』も届く 」

冬月「 ………よかったな、碇。私も少しは十字架が軽く感じられそうだよ 」


何処か別の、よく似た世界達とは決定的に違う新たな未来へと

歯車が、廻る


冬月「 ゼーレを敵に回すのだろう。駒を揃え、戦の準備をせねばな 」

ゲンドウ「 殲滅すべき使徒はあと6体。だがそちらは今のシンジ達ならば問題ない 」

冬月「 そのシンジ君だが、いつの段階で引き込むのだ? 」

ゲンドウ「 第十の使徒、奴が来る前には真実を…… 」

ゲンドウ「 …………冬月先生、お願いします 」

冬月「 またお前は嫌な役目を……。…だが正直、私はこうなって嬉しく思っているよ 」


そこでどちらからともなく通話を切った

しかし同時に、同じ言葉を口にする






ゲンドウ・冬月「 人は人として生きることにこそあらゆる価値があり 」

ゲンドウ・冬月「 補完など、不要 」


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