過去ログ - 【安価】レイ「 ごめんなさい……こんな時、どんな顔すればいいのかわからないの 」
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291:シンジは俺の嫁 ◆tzbka.uV0LH5[saga]
2015/05/22(金) 01:16:36.02 ID:EkLwyCmQ0
《 葛城家 》


シンジ「 社会科見学? 」

ミサト「 ……加持がぁ? 」

マリ「 イエスっ! 」


ある日の夜

夕食を食べ終え、リビングで寛いでいたシンジ達は

唐突に「 あ、そういえばさー 」と放たれたその言葉に、一斉にマリを見た


マリ「 なんかねー、えぇと……一昨日だっけかな?ほら、私今一応2号機の予備パイロット扱いだからさ、シンクロ実験したじゃん? 」

マリ「 そんで、それが終わって、さぁ帰るぞーって時にリョウジ君に呼び止められてね 」

マリ「 今週末、皆も誘って海に行こうーだってさー 」

アスカ「 海ぃ?なぁんで態々貴重な休日を、あの真っ赤な海なんかの為に消費しなくちゃいけないのよ! 」


と、即座に反対の意を示したアスカだが、これは別に彼女がインドア派だとか冷めているというわけではない

『真っ赤な海』と言った通り、この世界はセカンドインパクトに因って、その大半を占める水の中からも生命を失っている

嘗ての澄み渡る青など見る影もなく、潮風の匂いも何も無い、血を思わせるような赤いだけの水溜まりだ

しかも泳げもしないとなれば、貴重な休日でなくとも誰だって行きたくはないだろう


マリ「 いや、それ私も思って、んで姫と同じ様なこと言ったんだよ?そしたらさぁ 」

加持『 あんなものじゃない、本当の海の姿を見せてやるよ 』

マリ「 って言うからさ? 」

レイ「 ……本当の、海…? 」


そんな言い方をされてしまっては、期待もしてしまうというもの

人は未知へ興味を抱くように出来ているのだから


シンジ「 へぇ〜、面白そうだね。ねぇ、その皆も誘ってって、トウジ達も一緒にいいのかな? 」

マリ「 モチのロン! 」

アスカ「 なっ!バカシンジ、あんたまさか行くつもり!? 」

シンジ「 えっ、だ、ダメなの? 」

アスカ「 あ、いや……ダメっていうか、ええと、その…… 」


最初に反対した分、素直に自分も行くとは言えないアスカに

ミサトがビールを呷りながら背中を押してやる


ミサト「 なぁにが気に食わないのか知らないけど、意地張ってないでアスカも行ったらいいじゃない?和を以て貴しとなすってやつよん♪ 」

アスカ「 あ、アタシは別にっ……! 」

ミサト「 因みに、私はパスだから 」

シンジ「 え?どうして? 」

ミサト「 あー……仕事よ、仕事 」

シンジ「 そうなんだ。残念だなぁ…… 」

アスカ・マリ( 絶対違う )

ペンペン「 クァーァ? 」

レイ「 ……ペンペンも、一緒に行きましょうね 」

ペンペン「 クォッ! 」


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