過去ログ - 【安価】レイ「 ごめんなさい……こんな時、どんな顔すればいいのかわからないの 」
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313:御伽 ◆tzbka.uV0LH5[saga]
2015/05/30(土) 22:47:14.76 ID:0kt8HCy+0
扉が開き、視界を埋め尽くしたその光景は、何度も繰り返された『消毒』に因る子供達の疲労を一瞬で吹き飛ばした


マリ「 …うぉゎ……… 」

アスカ「 これは、ちょっと…… 」

シンジ「 ……うん、すごく…… 」

ケンスケ「 ずごずぎる゛ぅぅぅ………ッ 」

トウジ「 なんじゃこりゃあああああああああああああああああああ!?!? 」

ペンペン「 クォォオオァアアアアアアアアアアアアアアアア!?!? 」


中央には巨大な円柱型の水槽、その周囲にも、大きな水槽が所狭しとある

見たこともない生命達が、遥か上、水面で歪められた光によって美しく照らされ

躍動し、共生し、何よりその全てが未知の命だった


レイ「 …………きれい…… 」


青き水の中に踊る色達が織りなす、正に幻想的な光景

驚きと感動、衝撃で固まったシンジ達へ、横から声が掛かる


加持「 やっ。どうだい、気に入ったかな? 」

シンジ「 あ、加持さん! 」

マリ「 おー!おぉ、おぉ、おぉ!!めーっちゃすっごいジャン!これぇ!? 」

ヒカリ「 あのっ、今日はこんな素敵なところにお招きしてくれて、本当に、ありがとうございます! 」

加持「 おっとと、頼むから頭を上げてくれ。感謝はありがたく受け取るが、俺としては是非ともレディからの礼は別の形がいいなぁ 」

ヒカリ「 えっ、べ、別の形…ですか? 」

加持「 ああ、例えばこんなのはどうかな?次の週末は俺とデ―― 」


伸ばしのエを発音する前に、加持の言葉は上塗りされる形で封じられた


マリ「 ミッちゃんはぁ、たぁいへんにぃ、機嫌が悪かったですよぉ〜? 」

加持「 えっ? 」

アスカ「 ! 」

アスカ「 ……そぉうねぇぇえ?それって結局、あんたがそんなナンパ野郎だからじゃなぁいのー? 」

マリ「 近くにミッちゃんがいないのを念入りに確認してネルフのあっちこっちで女引っ掛けてるけど、あれ私らが見つけたら普通に報告してるかんね? 」

アスカ「 ちなみにぃ、最近ミサト、ちょっと気になる男が出来たーって言ってたしぃぃぃいい?? 」

加持「 え゛っ 」

アスカ・マリ「 これはもう!ぶっちゃけ復縁とか、今の舐めプじゃ無理ゲーですわなぁぁぁぁぁああああああ!? 」


あの加持でも、こういう詰み方もする

だって、人間だもの


シンジ( うわぁ、あの二人絶対楽しんでるよなぁ…… )

トウジ( 女のする顔とちゃうで、ありゃ…… )

ヒカリ( ……ああいうのをサディストって言うのかしら? )


まぁ、アスカもマリも、貴重な『社会科見学』の時間をこれ以上おっさんに浪費してやる気はないので

棒立ち状態でどうにかミサトとの復縁計画を立て直している加持を放置して、各々散らばっていく

トウジは無邪気に走り回り、ヒカリがそれを注意しながらも、二人仲良く彼方此方の水槽を見て回り

シンジとレイは母娘睦まじく、アスカとマリは何だかんだ相性が合う様で、ケンスケは一心不乱に撮れる全てを撮っていった


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