過去ログ - 【安価】レイ「 ごめんなさい……こんな時、どんな顔すればいいのかわからないの 」
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70:シンジは俺の嫁 ◆tzbka.uV0LH5[saga]
2015/04/27(月) 23:42:56.56 ID:JwWXr0oc0
そうしてだらしなく頬を緩め少し危ない悦びに浸っていたミサトは、視界に入った時計の短針と長針が示す時刻にハッとする

取り敢えず、時間がないのはお互い一緒だ。シンジもレイも久しぶりの学校なのだしあまりのんびりしていられない


ミサト( 早くいつもの『アレ』も言ってもらいたいし……♪ )


まだギリギリ冷めていない朝食を普段より1.7倍速で食べ終えると、流し台に食器を置いて急ぎ着替えて支度する

折角片づけたと思った書類の山が二三日前にはまた復活していたというのだから笑えない話だ。今日も全力で抉ってやらなければ

玄関で待っていた二人に「 お待たせっ 」と声をかけ、靴を履く。そして三人一緒に外へ出ると


シンジ「 いってきます、ミサト 」

レイ「 いってきます、ミサトさん 」


ぎゅぅっ……っと、何故か二人に抱きしめられるミサト


ミサト「 いってらっしゃぁい♪二人とも気をつけるのよ〜?//// 」


……なんともまぁ、人様にはとても見せられない表情をして。14歳の少年少女を送り出す葛城ミサト29歳であった


シンジとレイの背中が見えなくなると即座にガードへ連絡を入れる

ワンコールで出たのを確認すると間髪入れずに


ミサト「 今家を出たわ。後、よろしく 」


とだけ言って切ってしまった

初めて聞くそのあまりにドスの効いた声に、電話の男も少々震えてしまっていたそうだが、ぶっちゃけ誰にとってもどうでもいい話だろう

以前は青だったが、今は赤の車を疾走させて、ミサトはとてつもなく上機嫌に出勤するのだった


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