過去ログ - 【安価】レイ「 ごめんなさい……こんな時、どんな顔すればいいのかわからないの 」
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シンジは俺の嫁
◆tzbka.uV0LH5
[saga]
2015/04/28(火) 01:32:06.52 ID:ztAAgdDo0
《 第三新東京市 ― 第壱中学通学路 》
セカンドインパクトに因る地軸のズレだかなんだかで、すっかり四季が吹き飛び常夏と化した日本
だが、ここ最近は特に暑いと思う
今まで実験による怪我やら警備の都合やらで車での通学が殆どだったレイは、久しぶりに浴びる真昼の陽光の猛威にぐったりとしていた
基本的に周囲に興味を示さない彼女だ、テレビを見るという習慣がないので、ニュースなどで日常の情報を集めたりはしない
だからこの茹だるような自然の拷問の原因をメディアがとりあげていようとも、知ることはきっとないのだろう
あったとしてもシンジやミサトから聞くぐらいだ
……というか、そもそも知ったところでどうにかできる問題ではないではないか
そうだ。無駄なのだ。だからそこらの俗に興味を示してやる価値もない
自分はこんなにも、『家族』で満たされている
ふと目を閉じて、浮かんでくるのは隣にいる母の優しい笑顔や姉のようなミサトの明るい笑顔。勿論、可愛らしいペンペンの元気な姿も
あのゲンドウまで最近は『レイ自身』に笑ってくれるようになってきたのだ
確かな繋がりができた。間違いなく、シンジのおかげで………
そのシンジはといえば
レイ( ? )
レイ「 ……お母さん 」
シンジ「 ぅん?どうしたのー、レイ 」
レイ「 なに、してるの? 」
シンジが、なにやらごそごそと自分の鞄を漁っていた
シンジ「 んっとね、もうちょっと待ってね………っと……よいしょ! 」
そしてようやくお目当てのものを見つけたようで、「 じゃじゃーん! 」と取り出した
レイ「 それは、…日傘? 」
シンジ「 そうだよ!折角持ってきたのに忘れちゃうとこだった、あははっ 」
忘れそうだったのなら何故、今思い出したのか?
レイが不思議だと表情に出せば、シンジは空いている方の手でレイの頬に触れた
いきなりのことに少し戸惑ってから、あっ、と気づく 先程の長い思考、特にその後半のせいで高揚し、この炎天下の中さらに火照ってしまっていたようだ
そんな赤い顔をされては心配になってしまう。それで日傘を思い出したのだろう
シンジ「 はい、レイ、もうちょっとこっち寄って? 」 レイ( っ!? ) 手を引かれて、少し大きめの日傘に二人で入る
レイ「 ぉ、おおおお、お母さんっ!?//// 」
その密着度に、流石のレイも動揺しまくる
だがシンジは穏やかな笑顔のまま
シンジ「 なんか、いいなぁ……こういうの。ねぇ、レイ?これからは毎日こうして登校しようよ! 」
なんて、さらに腕を絡めてくるものだから
レイ「 〜〜〜〜〜ッッッッ!!?!?///// 」
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