過去ログ - 【安価】レイ「 ごめんなさい……こんな時、どんな顔すればいいのかわからないの 」
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シンジは俺の嫁
◆tzbka.uV0LH5
[saga]
2015/04/29(水) 08:36:19.00 ID:nayzxuGS0
《 葛城家 》
登校して早々、周りからは異常なほど見られ騒がれるわ、クラスメイトには鬼気迫る勢いで質問攻めにされるわでシンジとレイは疲れ果てていた
一時限目は結局サボタージュというかクラス全員で無視するような形になってしまったし、根府川先生には悪いことをしたと思う
まあそこら辺の記憶は実は曖昧なのだが。チャイムが鳴ったと思ったら数学の先生が来て、脳が揺さぶられた感覚と共に意識がブラックアウトしたのだ
昼休みになって、彼女が手荒なことをしてしまってすまなかったと保健室で眠りこけていた扱ける2−Aに謝罪に来たことで初めて理解した
色々衝撃的なことがあり過ぎた第壱中で今日、最もオイシイ思いをしたのは、この時起きていた数人だけ
何度も頭を下げて平謝りする彼女の豊満な胸元が緩んでいて、中学生である彼らには少々刺激の強い青春の一ページが刻まれたのは秘密である
兎にも角にも
今は既に帰宅して、クーラーの効いた我が家で思う存分まったりしている真っ最中なのだ。学校のことなどもういいだろう
レイは俯せで寝そべって寛げていた体をごろんと転がすと、ソファからダイブしてきた影を躱した
ドテッ!とおかしな体勢で床に激突した温泉ペンギンの間抜けな悲鳴が上がる
ペンペン「 グエッ!? 」
レイ「 ふっ……例えどれだけ疲弊していようと、鳥に不意を突かれる私ではないわ……! 」
あのレイが、ドヤ顔をしている
それに二つの意味で衝撃を受けた影は、「 グアアアアアアアアア!!! 」と悔しさと怒りを露わに叫び、結局ただの体当たりを敢行した
普通に疲れて寝ている相手の不意すら突けなかった間抜けな鳥の正体はペンペンであった
一方シンジはというと、紅茶を淹れ、茶請けにクッキーを焼き上げているところだ
シンジ「 ほぉらぁ!二人とも―?遊ぶのはいいけど、散らかしたもの片づけてね。
今日はミサトさん早いって言ってたし、そろそろの筈だから帰ってきたら皆でおやつにしよう 」
レイ「 !、はぁいっ 」
ペンペン「 グァー♪ 」
ペンペンの頭を器用に片手で押さえもう片方の手で羽を警戒しながらレイが
レイに頭を器用に片手で抑えられもう片方の手で羽を警戒されながらペンペンが返事をし
そして膠着状態をどちらからともなく解除すると、先程までの攻防が嘘のように仲良く片づけを始めた
その様子を見てくすくすと笑みが漏れる
シンジ( ……あ、ついでに夕食の下拵えも済ませておくかな )
本当に主夫、いや、主婦が、その様に女性的なものまで加わり益々板についていた
あくまでも『母』であることを忘れないシンジは、服装も自分に似合う範囲で女性のそれに近づけているのだ
ウィッグを試着してイメージを固めると、髪も伸ばそうと決めた
思春期なので体つきや顔の変化が懸念されるが、そこばかりは容姿の主なDNAが母のものであることを祈るしかないのだろう
最悪の場合、ネルフの技術に頼れば何とかなるかもしれないし……
そんなことを考えながら、慣れた手つきで鳥肉にタレを揉み込ませ寝かすと、炊飯器のスイッチを入れ
クーラーの風が当たり過ぎていない部屋の隅に浅漬けを置いた丁度その時、家主の帰宅を知らせる元気な声が響いた
ミサト「 たぁっだいまーん!! 」
レイ「 おかえりなさい。ミサトさん 」
ペンペン「 クア! 」
ミサト「 きゃー!レイーペンペンー!ただいまああぁあぁぁぁ♪ 」
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