過去ログ - 【遊戯王】主人公「自由気ままに生きていたかった」【安価・コンマ】
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22: ◆PRC5UL.Z5Y[saga]
2015/04/28(火) 22:20:30.29 ID:dgJlY8zE0
遊治(そんなある日、アイツは俺に話しかけて来た)


U-C「君は、「U-G」だね」

遊治「……あぁ。お前は「U-C」だろ」

U-C「うん。じゃあ、君の呼び名は「U-G」だから……自由? 友人?」

  「あ、そうだ! 「ユージ」だ! これなら、人の名前っぽいよね!」

遊治「……は?」

U-C「だって、「U-G」だと機械みたいでしょ?」

  「僕は……「U-C」だから「ユーシ」! ……って、ユージとユーシじゃややこしいかな?」

遊治「……」


遊治(この時、俺は変な奴だと思った)

  (デュエル時や就寝時間にしか顔を合わせず、無駄な会話をしたことのない俺達の中で、ユーシだけが感情らしい感情を持ち合わせていた)

  (俺達は機械のように生み出され、機械のように使われるために存在している。なのに、ユーシは俺に話しかけて来たんだ)


ユーシ「ユージはデュエルが強いよね。さっきも「U-B」を倒したし」

遊治「やらなきゃやられる。それだけだ。ユーシも同じだろ?」

ユーシ「うん。でも、やっぱり喧嘩や争いって苦手だな。誰かが怒ったり、悲しんだり。外でのデュエルは楽しいって、聞いたけど」

遊治「俺達に外はない。ここでのデュエルは、人を傷付け、争うための手段」

ユーシ「そう教わったからね。でも、一度くらいは楽しんでやってみたいよね」

遊治「……お前は本当に変わっている」

ユーシ「そうかな?」


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