過去ログ - 響「・・・強くなりたい」 響鬼「よろしくっ、シュッ!」
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9: ◆li7/Wegg1c[saga]
2015/04/28(火) 21:14:03.61 ID:7uE2/9QY0

そう思っていたその時だった。

「ようお嬢さん。こっからは俺に任しとけ」

突然、木の上から中年の逞しい風貌の男性が現れた。彼は懐から小さなかんざしのような金属物を取り出し、腕に打ち付ける。

キィィィン・・・

清らかな音色が鳴り響いた。男性が金属物を額に打ち付けると、その体は音に包まれ紫色の炎が発生する。

「ハァッ・・・!!」

紫の業火に包まれた男性は、筋骨隆々の角の生えた異形、鬼の姿に変化していた。

「俺は響鬼、よろしく、シュッ・・・!」

その鬼、響鬼は響に向かって指を振り、巨蟹へと向かった。


これが響鬼である。厳しい修行によって心身を鍛え抜き、異形の戦士「鬼」へと変わる能力を体得した男だ。



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