過去ログ - 八幡「人の評価なんて当てにならねえ」
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11:1 ◆JY8EwYSc26[saga]
2015/04/29(水) 18:26:29.93 ID:YJnNelKho
「印象が変わった事で良いこともあれば悪いことが起きるかもしれん。君は良くも悪くも注目されやすいからな」

「なら、授業中にわざわざ注目されやすい時間を作らないでくださいよ。生徒を守るのが先生でしょう」

「私も人間だ。個人的に比企谷を気にかけているが、及ばない事だってあるさ。相談には応じるつもりだ。何かあれば声をかけてくれ」

そう言い残し先生は教室を後にした。注目されやすいなんて大げさだ。ただの物珍しさ。次第に慣れれば周りも日常に染まるだろう。

放課後は由比ヶ浜と奉仕部に足を運ぶ。いつもと同じ挨拶を行い、引き扉を開けると雪ノ下は文庫からこちらに顔を向けいつも通りの挨拶を返す。

「こんにちは、由比ヶ浜さん、比企谷君」

いつもの形式通りに挨拶を返すと、由比ヶ浜が俺の眼鏡について雪ノ下に投げかける。

「ゆきのん。ヒッキー眼鏡をかけたんだけどどう思う?あたしは掛けたほうがいいと思うんだよねー。ほらほら見てー」

由比ヶ浜に腕を捕まれ、雪ノ下の前に出される。雪ノ下の表情は変わらない。瞳は見定めるように上から下へと目線が流れていた。


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