過去ログ - 八幡「人の評価なんて当てにならねえ」
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74:1 ◆JY8EwYSc26[saga]
2015/05/01(金) 00:09:09.94 ID:mO4k107Zo
正直犯人がこれ以上踏み込んでこないことを願いたいのだが、この程度で辞めるようなタイプじゃなさそうだ。その程度の覚悟なら今俺はこんな事にならないだろう。

これで一時的に俺への被害が収まるようであれば炙り出しとしても有効だろう。少なくとも相模のメンタルはそこまで強くない。一色程度のメンタルがあれば或いはと思うが、間違いなく普段の態度に出る。覚悟はあっても、普通を装う程強くは無い。

窮鼠猫を噛む。此れには二つの意味がある。一つは追い詰めてはいけないということ。もう一つは弱いものを侮ってはいけないということ。

ここまでする奴に俺は侮りはしない。俺は俺のやり方で全力を持って応える。その結果相手がどうなっても俺の知ることではない。

追い詰めてはいけないというのは、逃げ道を塞ぐということ。交渉の場では最後に逃げ道という名の妥協案に誘導できれば良いのかもしれないが、相模にとっての逃げ道は、俺への攻撃理由の言い訳に他ならない。己の幼稚さが生んだ結果を受け入れて貰おう。

対象が反撃しないとでも思ったのか。それともそんなことすら想像できないのかはわからない。うまくやっていると思うのであれば、その慢心は業火となり降りかかるだろう。

あとは証拠となるシーンを含めて映像に残しておきたい。あまり良くはないが、力技でゴリ押すか。

もはやこういう時に頼む奴は決まっている。コール音が二、三回聞こえた後、俺は相手の声を遮って依頼をする。

「材木座か、来週から頼みたい事がある。お前にしか頼めない事だ。出来るか」

これだけで乗ってくれる事に感謝と不安を抱きつつ、物の用意を進める。ビデオカメラは実家の物を借りるか。

さて、次のステージは決まった。犯人には自ら幕を引いてもらおう。こんな事はもうゴメンだ。


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