過去ログ - 神崎蘭子「白馬に乗ったお姫様」
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11:名無しNIPPER[saga]
2015/05/02(土) 16:44:21.08 ID:km6R9n53o
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 「初めまして、CGプロから参りました。暫くの間、宜しくお願い致します」

 「はい、こちらこそよろしくお願いね。可愛らしいお嬢さん方と……こちらはお坊ちゃんかしら」

プロデューサーが名刺を差し出したのは、優しそうなお婆ちゃんでした!
ニコニコの笑顔でしゃがみ込んで、グリフォンの顎を撫でています。

 「この方がお世話になる先生だよ。さ、二人とも自己紹介を」

 「ククク……我が名は神崎蘭」

 「……蘭子ちゃん。最初だけは?」

 「……はっ! あの、えっと……神崎蘭子、です……よ、よろしくおねがいします」

 「ミーニャ ザヴ……アナスタシア、です。こっちはグリフォン、です」

 「まぁまぁ皆さん可愛らしい事。でも、ウチの仔達も負けませんからね」

お婆ちゃんが立ち上がって歩き出しました。
乗馬用の服が似合っていて、背筋がぴんと伸びていて……か、カッコイイ!

 「びっくりしたでしょう、こんなおばあちゃんで」

 「古強者の背に見る物もあろう」
 (そんな事無いです!)

 「古強者……? よく分からないけど、褒められちゃったわ」

 「すみません、神崎はこういう喋り方でして……」

 「アナスタシアさんも、生まれは海外?」

 「ダー。アーニャでだいじょぶ、です。ロシアで生まれました」

 「両手に華で羨ましいですねぇ、色男さん」

 「よしてください。私は只のPですよ」


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