3: ◆WCexZn9.dblI[sage saga]
2015/04/30(木) 05:11:52.35 ID:pEMrV8Wx0
伊58は苦悶していた。
端的に言うと休暇を甘く見ていたのだ。
意味がわからなかった。
潜水艦に特別に持たされたオリョクルブザーによって毎日飛び起きていた伊58にとって
自分の意志で起きる時間を決められるという事実はベッドの上で苦悶するに十二分に足るインパクトだった。
そもそも……
伊58「あれ……、ゴーヤ、いつもどうやってベッドから降りていたっけ」
ベッドからの降り方がよく思い出せない。
いつもはどうやって降りていたのか、毎度毎度熱した鉄板から逃れるかの如くベッドから降りていたのでよく思い出せない。
伊58「そうだ、まずは身体を起こさなきゃ……」
伊58がベッドから降りて床に立つのはそれから30分の時間を要した。
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