過去ログ - みくりーな「これからもずっと」
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22:名無しNIPPER[saga]
2015/05/02(土) 02:50:27.39 ID:buJXS0/A0
李衣菜「そう言えば今日水曜じゃん!? スーパーで総菜の安売りの日じゃなかったっけ?」

みく「は? え? そ、そうだけど?」

みく「て言うか、まだみくの話は終わってな――」
以下略



23:名無しNIPPER[saga]
2015/05/02(土) 03:10:01.11 ID:buJXS0/A0
みく「――あれから5日が過ぎたけど、結局李衣菜ちゃんの口から家出の理由は教えてもらってない」

みく「李衣菜ちゃんの連泊に関しては、既にPちゃんや寮母さんに話はつけてあるし、李衣菜ちゃんの実家からも特に戻ってくるよう催促する連絡はまだ来ない」

みく「みくとしては実際迷惑してないし、李衣菜ちゃんと一緒にいる時間が増えるのはどっちかと言えば……嬉しい。ほんのちょっとだけど」
以下略



24:名無しNIPPER[sage]
2015/05/02(土) 03:15:41.29 ID:T9Kb8QCno
期待


25:名無しNIPPER[saga]
2015/05/02(土) 03:21:27.75 ID:buJXS0/A0
みく「例えば、どういう風の吹き回しなのか、妙にみくに媚びてくるというか甘えてくるというか……」

みく「昨日だって向こうから一緒のベッドで寝たいとか言ってくるし……」

みく「だけど、その時みくは何となく確信した」
以下略



26:名無しNIPPER[saga]
2015/05/02(土) 03:37:05.76 ID:buJXS0/A0
李衣菜「じゃあ電気消すよー」

みく「……寝る前で悪いんだけど、ちょっといい?」

李衣菜「ん? どしたの?」
以下略



27:名無しNIPPER[saga]
2015/05/02(土) 03:43:35.85 ID:buJXS0/A0
みく「……別にね、李衣菜ちゃんがここに居候するのにみくは不満があるわけじゃないよ?」

みく「でもこのままじゃ李衣菜ちゃんのためにならないって、みくは思うな」

李衣菜「……ごめん」
以下略



28:名無しNIPPER[saga]
2015/05/02(土) 03:52:51.09 ID:buJXS0/A0
みく「みくは多分……ううん、絶対アイドル続けてると思う」

みく「進学のこととかいずれ決めないといけないけど、それだけは言えるかな」

みく「この業界、これからしんどいことが増えていくだろうけど、その分楽しいことも増えていくってみくは信じてる。実際今楽しいし。キラキラしてきたの、自分でも分かる」
以下略



29:名無しNIPPER[saga]
2015/05/02(土) 04:04:54.67 ID:buJXS0/A0

みく「ん? 何そのきょとんってした顔。もう今になって嫌だって言っても遅いからね。みくのアイドル道に乗っかったが最後、李衣菜ちゃんも一蓮托生なんだから」

李衣菜「……ふふっ、何それ。自分勝手」

以下略



30:名無しNIPPER[saga]
2015/05/02(土) 04:07:26.98 ID:buJXS0/A0
李衣菜「元々さ、お父さんはあんまり乗り気じゃなかったんだ、私がアイドルになるの」

李衣菜「そんで、ぶっちゃけた話わりと学校の成績も私良くなくてさ。たはは……」

李衣菜「お父さん、結構良い大学出て、今もなんか会社の偉い人みたいで、私にもそういう感じで育ってほしいみたいで、でも結局私にはなんかそういうの合わなくて、結局今こういうことしてて……」
以下略



31:名無しNIPPER[saga]
2015/05/02(土) 04:11:57.81 ID:buJXS0/A0
みく「…………」

李衣菜「もうプロダクションの方にも話進めるつもりでいるって。勉強と両立するからって食い下がったんだけど、全然聞く耳持ってくれなくて」

李衣菜「しまいにはアイドルなんて下らないだの、一緒にユニット組んでるみくのことまで馬鹿にしだしたから、ついカッとなって……」
以下略



32:名無しNIPPER[saga]
2015/05/02(土) 04:15:55.22 ID:buJXS0/A0
prrr……prrr……

着信:父携帯

みく「あ……」
以下略



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