過去ログ - 前川みく「みくは自分を曲げないもん!」
1- 20
8:名無しNIPPER[saga]
2015/05/01(金) 05:55:59.88 ID:Q4mOaklu0
「今日はお疲れ様でした。おかげで物販の方も無事に捌き切る事ができました」

「ぷはっ! 別にいいにゃ、Pちゃんが仕事を持ってきてくれるだけでみくはとっても嬉しいの。できればライブとか販促とかそっちのほうがいいけど、これもお仕事でしょ?」

「そう言っていただけると、助かります」

「次はライブね! 猫ちゃんがいっっっっぱいいて、一緒にステージできるような!」

「・・・・・・善処します」

「善処って1番信用ならん言葉にゃーーーー!!!!」

むううっと頬を膨らませるとプロデューサーは困ったように首に手を置き目線をみくから外した。
以前までの彼ならばここで黙ってしまったであろうが、もう違うのだとみくは知っている。

「でしたら、ライブではなく触れ合いイベントのような協賛イベントのPRはいかがでしょう。会場次第ではミニライブもできるかと」

今はこうやって、アイドルたちに真摯に向かい合うことができるのだと。

「Pちゃん・・・・・・!」

「今はまだ私の中だけにある案なので、会議で企画してみることにします。前川さんの売り出し方と大きく外れた内容ではないので余程のことがないと棄却されることはないかと」

まっすぐにみくを見据え、プロデューサーはしっかりと己の内を告げた。
この人になら着いていける、そう思える、とても頼りがいのある大人の男の顔だった。


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
27Res/21.99 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice