過去ログ - 【俺ガイル】比企谷八幡は変化を受け入れる -SS速報VIP

過去ログ - 【俺ガイル】比企谷八幡は変化を受け入れる

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77:名無しNIPPER[sage saga]
2015/05/01(金) 17:34:47.01 ID:t3rX1ab3o
視線は相変わらず冷たい。

「ところで…昼休みでの一色さんとの情事はなんのつもりだったのかしら？堂々と不純異性交遊は感心しないわね」

情事とか不純異性交遊とかそんな言葉使わないでもらえますかね…。あなたお嬢様でしょうが。

以下略

78:名無しNIPPER[sage saga]
2015/05/01(金) 17:35:14.94 ID:t3rX1ab3o
おいちょっとまて誤解を招く表現とその猫ナデ声やめろこの野郎。

いや一色から見た俺の行動はそうなるんだろうが…。

場面を一部だけ切り取って印象操作はするのはすぐにやめるんだーっ！どうなっても知らんぞーっ！

以下略

79:名無しNIPPER[sage saga]
2015/05/01(金) 17:35:47.48 ID:t3rX1ab3o
「そうなの？」

表情を変えることなく冷たいままの視線をチラリと一色の方へ向ける。

その視線を受け一瞬たじろいだ一色だが、先程と変わらぬ調子で言葉を紡ぐ。

以下略

80:名無しNIPPER[sage saga]
2015/05/01(金) 17:36:21.72 ID:t3rX1ab3o
由比ヶ浜は先程まで俯いていたが今は仰け反って頭を抱えている。面白いなこの子。

いや、またなんか空気が重くなってきた。

何とかしたいけど何を言えばいいのやら…。

以下略

81:名無しNIPPER[sage saga]
2015/05/01(金) 17:37:06.30 ID:t3rX1ab3o
「壁…ドン？何かしらそれは…。なんだかとても不穏なもののような気がするのだけれど…」

そうですよね、雪ノ下さんはそんなの知りませんよね。

「あ、あ、あれはヒッキーがいきなり…結衣とかって名前呼び捨てにして…」

以下略

82:名無しNIPPER[sage saga]
2015/05/01(金) 17:37:38.92 ID:t3rX1ab3o
何言ってんのこの人…。無知って怖い！

でもまぁ大したことじゃないよな？身体に触れるわけではないし…。

どうしたものかと迷っていると雪ノ下が歩いてきて、座っている俺を見下ろしながら凄んできた。

以下略

83:名無しNIPPER[sage saga]
2015/05/01(金) 17:38:12.71 ID:t3rX1ab3o
いいよ！やましいことはやってないよ！

やってやるさ！くらえー雪ノ下！

立ち上がって雪ノ下の手を掴むと強引に壁際まで引っ張る。

以下略

84:名無しNIPPER[sage saga]
2015/05/01(金) 17:38:43.59 ID:t3rX1ab3o
「比企谷、くん、怖いわ…」

俺が何も言わないのも怖く感じる原因なのかもしれない。

そのまま右手を、わざと音を立てるように壁に押し付けると、雪ノ下の身体がビクッと反応する。

以下略

85:名無しNIPPER[sage saga]
2015/05/01(金) 17:39:14.73 ID:t3rX1ab3o
空いた左手で雪ノ下の顎を掴むと俺の方へ顔を向けさせる。

見つめ合う。

「雪乃…」

以下略

86:名無しNIPPER[sage saga]
2015/05/01(金) 17:39:54.07 ID:t3rX1ab3o
あ、危ねぇ…。なんか自分の意思とは無関係に動いてた気がする…。

俺の身体やっぱり宇宙生物に寄生されてんじゃないの？

雪ノ下は朝の由比ヶ浜と同様、耳まで真っ赤になって俯いてしまった。

以下略

87:名無しNIPPER[sage saga]
2015/05/01(金) 17:40:52.57 ID:t3rX1ab3o
「雪ノ下、今のが所謂壁ドンなんだけども…。怖かったか？ごめんな」

多少の罪悪感から謝ってしまった。

放心状態からようやく復帰した雪ノ下は顔を上げ、俺、由比ヶ浜と順に視線を向ける。

以下略

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