111:名無しNIPPER
2015/06/05(金) 00:36:09.37 ID:uy0odbeI0
咲は息を切らしつつ、体育館へと辿り着く。
咲(下駄箱に上履きがある…!)
はやる気持ちを抑え扉を開けると、ステージに腰掛け、うつむく透華が目に入った。
咲「透華様…。帰られたんじゃなかったんですね」
透華「どうして?」
弱々しい声が返ってくる。
咲「先程、外に居る所を見かけたので…」
透華「…。私ではありませんわ」
咲「そう、ですか…」
咲はおもむろにステージに腰掛け、透華の隣に座る。
透華「スカートが汚れますわよ」
咲「だったら、透華様は?」
透華「いま、気がついたんですもの」
目を見合わせる二人。
思わず笑みがこぼれた。
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