136:名無しNIPPER
2015/06/16(火) 02:40:49.87 ID:yaJYmYA70
咲は透華を追いかけた。
その姿はもう見えなかったが、咲には何故か確信があった。
普段は、一般の生徒は滅多に訪れない場所。
咲が温室へ入ると、一人の生徒がベンチに腰掛けていた。
透華「…誰?」
咲「咲です」
咲はその勢いのまま透華の隣に座る。
咲(…。駄目だ。どうしたらいいかわからないよ)
私じゃ、何もしてあげられない。
咲(やっぱり、ここは皆を…)
咲が席を立とうとすると、左肩に負荷がかかった。
透華「いて…ここに」
弱々しい声が聞こえる。
透華「居て…!」
透華は涙を流していた。
154Res/89.42 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。