20:名無しNIPPER
2015/05/04(月) 03:03:51.81 ID:LdSk6dKk0
淡「はい!どーぞっ」
淡「ストレートでいいよね?砂糖とミルクの置き場所分かんないし!」
咲「う、うん。ありがとう」
咲(大星淡ちゃん。たしか黄薔薇のつぼみである誠子さまの妹だ。)
テーブルを挟んで対面に座る菫が口を開く。
菫「咲ちゃん。と言ったかな?」
咲「は、はい!」
菫「よければいつでも気軽に生徒会室へ顔を出してくれ」
菫「君は透華の妹だということだし、私達のとっても大切な仲間なのだからな」
久「へえ。透華の言うことを真に受けるわけ?明らかに様子がおかしかったようだけど」
菫の隣に座る久は不敵な笑みを浮かべる。
菫「久。透華が決めたのなら、我々が口をはさむ事ではないだろう」
咲「あっあの…」
状況を掴めない咲に、隣りから小さく声が届く。
透華「あなたは黙っていなさい」
爽「まあまあ、そんな下級生をいじめてやるなよ」
爽「困った咲ちゃんの顔を見ているのは楽しいんだけどさ」
傍から見ている分にはね。笑いながら語る爽に菫と久も釣られて笑う。
憧「はいっはーい」
爽「おっなんだい?新子憧ちゃん」
挙手をした憧に爽は尋ねる。
憧「あら、お見知りおきとは光栄です。爽様」
爽「咲ちゃんはともかく、あなたの事を知らない人は学園にいないと思うぞ」
瓦版読むの、いつも楽しみにしてるんだ。爽は笑いながら言う。
憧は笑みを返し、続ける。
憧「恐れ入りますが、私には話が見えません」
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