1: ◆LYNKFR8PTk[saga]
2015/05/02(土) 19:46:34.87 ID:Rb9tvh4g0
小吾郎「どうしたんだお嬢」
美依「どうせ出たところで『いらない』とか『需要がない』とか『魅力がない』とか言われるだけよ!」
小吾郎「……」
美依「だったら出ない方がマシってね!」
小吾郎「……お嬢」
美依「何よ?」
小吾郎「……俺の知ってる黄龍寺美依は……そんな弱音は吐かない筈だが?」
美依「?」
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2: ◆LYNKFR8PTk[saga]
2015/05/02(土) 19:47:30.34 ID:Rb9tvh4g0
小吾郎「オロス・プロクスとの戦いを終えた時……お嬢は精神的に大分成長した……家庭教師である俺が必要ないぐらいに」
美依「小吾郎……」
小吾郎「そんなお嬢が……そんなことで諦めてどうする?」
3: ◆LYNKFR8PTk[saga]
2015/05/02(土) 19:48:11.20 ID:Rb9tvh4g0
小吾郎「お嬢はさっき、『魅力がないと言われた』と言っていたな?」
美依「うん……今までのヒロインにはあったけど私にはないって……」
小吾郎「だったら……お嬢の長所を更に磨きをかけるっていうのはどうかな?」
4: ◆LYNKFR8PTk[saga]
2015/05/02(土) 19:49:12.92 ID:Rb9tvh4g0
美依「あっ、そうだ! 私は黄龍寺家のお嬢様だから……お金で色々ブイブイいわせるとか!?」
小吾郎「……」
美依「……何よその目」
5: ◆LYNKFR8PTk[saga]
2015/05/02(土) 19:49:49.77 ID:Rb9tvh4g0
美依「今までのヒロインと被ってない……私だけしかない魅力……あっ!!」
小吾郎「思いついたか?」
美依「若い!! 私、まだ未成年ってね!」
6: ◆LYNKFR8PTk[saga]
2015/05/02(土) 19:50:30.20 ID:Rb9tvh4g0
小吾郎「それでおばあちゃん……さっき言っていたことの詳細は?」
小牟「そのまんまじゃ。 正直、美依よりもお主の方に全く魅力を感じないからのう」
美依「こ、小吾郎が魅力がないですってぇ!?」
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