過去ログ - 京太郎「その片思いは八方塞がり」
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1: ◆3j.5pj2xjQ[saga]
2015/05/02(土) 22:26:12.67 ID:e5Q5XwCso

東京から長野に向かう電車の中、須賀京太郎は窓の外に視線を向けて考え事をしていた。

想うのは東京で偶然出会い、一時を共に過ごした一人の少女のこと。

一緒に過ごした時間はごく僅かなものだったが、確かに京太郎はその少女に恋慕していた。

瞼を閉じれば鮮明に脳裏に浮かぶワインレッドの髪をお団子にした年上の少女。


「塞さん……」


一人ポツリと呟く。もう会うことは叶わないかもしれない、その少女の名を。

想いを伝えておけば良かった、連絡先くらい交換しておけば良かった。

そんな後悔の気持ちで胸を一杯にした京太郎は長野に帰るまでただただ彼女の事だけを考えていた。


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2: ◆3j.5pj2xjQ[saga]
2015/05/02(土) 22:28:54.35 ID:e5Q5XwCso

清澄高校麻雀部がインターハイで華々しく優勝を飾ってからしばらくしたある日、麻雀部の部室では四人の一年生が卓を囲み、一人の二年生がその様子を見守っていた。


「それロンだじぇ!」
以下略



3: ◆3j.5pj2xjQ[saga]
2015/05/02(土) 22:29:36.08 ID:e5Q5XwCso

「すみません……」


他の部員達に麻雀に意識が向っていないことを指摘されて申し訳無さそうな顔で謝る京太郎。そんな彼にに咲が尋ねる。
以下略



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