過去ログ - 京太郎「その片思いは八方塞がり」
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100: ◆3j.5pj2xjQ[saga]
2015/05/30(土) 02:03:20.42 ID:8AVYYhYBo


「そうだまこ、須賀くんをあなたの家のお店の手伝いに行かせることってできるかしら?」

「ん?ほうじゃな、大したバイト代は出せんがそれでええんなら大丈夫じゃ」

「ありがとう、それじゃあ明日からお願いしたいのだけれど」

「……なあ、おんしは何を考えとるんじゃ?」

「黙って着いて来てくれるんじゃなかったの?」

「腹ん中が分からんのはいつものことじゃが今回は大切な後輩の行く末が懸かっとるけえ、やっぱりそのくらいは聞いとかんといかんと思ってのう」

「ちゃんと部長らしくなってきたじゃない」

「茶化すのはやめんさい、それで京太郎をどうするつもりじゃ?」

「あら、聞いてなかったの?全国の舞台に立って、インハイチャンプの座まで登りつめて貰う。それだけよ」

「……本当に出来ると思っとるんか?」

「ええ」

「何を根拠に……」

「そうねぇ……勘、かしら」

「おんしは勘だけで後輩にインハイチャンプを目指せっちゅうんか」

「そうよ」

「そんな……」

「荒唐無稽な話よね、わかってるわ」

「なら!」

「でも本当に感じるのよ、可能性って奴をね」



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