過去ログ - 京太郎「その片思いは八方塞がり」
1- 20
4: ◆3j.5pj2xjQ[saga]
2015/05/02(土) 22:31:45.02 ID:e5Q5XwCso

個人戦が終わった次の日、出発まで一日あるということで俺は一人東京見物をしていた。

疲れているであろう咲達を連れて行くのは少し気が引けたし何より東京を見て回るにしても女子だけで行った方が楽しいし自分も気を使わずに済む。

そんなことを考えながら一人電車に揺られているとある少女と目が合った。その少女は俺を見ると少し脅えるように顔を背けた。

大方不良だと思われたのだろう、金色の地毛のおかげでそんな反応には慣れていたしその時は特に気にかけることもなかった。

しばらくして慣れない満員電車で人に押されながら立っていると丁度先ほどの少女の隣に来た。どこかで見たような顔だと思い横目で顔を覗き込むと何やら様子がおかしい。顔を赤らめて何かに必死に耐えているようだった。

まさかと思い少女の後ろを見ると一本の腕が人混みに紛れて彼女の下半身を撫で回していた。

周りの人達がその事態に気づく様子はない。初めて痴漢の現場に遭遇した俺は咄嗟に声をかけていた。


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
116Res/51.46 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice