過去ログ - 少年エルフ「下水道にドラゴン?」
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86: ◆VEKixXsFvlSQ[saga]
2015/06/14(日) 00:23:34.84 ID:1l6o0dhe0
◯中庭
上空をホワイトドラゴンが輪を描いて飛んでいる。
バッサバッサ
87: ◆VEKixXsFvlSQ[saga]
2015/06/14(日) 00:24:39.51 ID:1l6o0dhe0
○
白竜が中庭に舞い降りてきた!
近衛兵長「王よおさがり下さい、 防御陣形をとれ! 魔術師はまだか」
88: ◆VEKixXsFvlSQ[saga]
2015/06/14(日) 00:25:24.79 ID:1l6o0dhe0
○
兄王「王女、お前いったいなにして!?」
女騎士「も、もう二度とのりませんからね」ヨロヨロ
89: ◆VEKixXsFvlSQ[saga]
2015/06/14(日) 00:26:01.67 ID:1l6o0dhe0
第七王女「なにをいうか! こうして『伝説のドラゴン』がわらわを『勇者』として認めたのじゃ。 これ以上の証拠はあるまいて!」
兄王「……どこにいたんだこんなの」
90: ◆VEKixXsFvlSQ[saga]
2015/06/14(日) 00:26:41.17 ID:1l6o0dhe0
白竜「……不合格」
第六王子「はぁあ!?」
91: ◆VEKixXsFvlSQ[saga]
2015/06/14(日) 00:27:18.25 ID:1l6o0dhe0
兄王「ふむ……(伝説はともかくこのドラゴンは軍事に使えるかもしれんな)……ドラゴンよおぬしも疲れておろう、欲しいモノはあるか出来る限り用意しよう」
白竜「そうか、ならば新商品の『日焼け止め』を所望する」
92: ◆VEKixXsFvlSQ[saga]
2015/06/14(日) 00:27:55.55 ID:1l6o0dhe0
ガラガラガラ
商人の馬車が中庭に入ってきた。
93: ◆VEKixXsFvlSQ[saga]
2015/06/14(日) 00:28:32.10 ID:1l6o0dhe0
○後日・少年エルフの喫茶店
娘友「と、いうわけでなんやかんやあって『魔王調査隊』の結成が決まったそうよ」
娘「そう、これで王女も念願の調査に行けるわけね。 よかったじゃない」
94: ◆VEKixXsFvlSQ[saga]
2015/06/14(日) 00:29:18.04 ID:1l6o0dhe0
カランカラン
第七王女「ドラゴンだとあっという間じゃな。 娘、エルフよ元気じゃったか?」
95: ◆VEKixXsFvlSQ[saga]
2015/06/14(日) 00:30:03.45 ID:1l6o0dhe0
白竜「あ、エルフちゃん。 これ塗ってくれない、そろそろ効果が切れるから」
少年エルフ「これって日焼け止め? それにしても性格……というか話し方どうしたの?」
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