過去ログ - 久「私について、皆が知っていること」
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12: ◆oGmB7HYQoA[saga]
2015/05/03(日) 11:29:14.33 ID:vvmhNUv40
【視点:藤田靖子】



靖子「お前、麻雀部辞めたのか?」

久「辞めてないわよ。たまには行ってる」

靖子「じゃないとインカレには出にくいからな」

久「まあね。でももう団体戦は諦めてるわ。あそこまで向上心がないとは思わなかった」

靖子「大学のサークルなんてそんなもんだ。嫌なら最初から強豪に行けばよかっただろ」

久「私の打ち方って、普通の指導者には嫌われると思うのよねー。先輩や後援会が強いのも窮屈そうだし」



久はごろりと寝返りをうって、蒲団を引き寄せた。そうしてため息をつく。



久「正直、失望はしたわ。でもこれくらいは想定してたのよ」

靖子「だろうな」

久「ネト麻だって練習になるし、個人的に打ってくれる知り合いも沢山いる」

久「自分がしっかりしていれば、充分続けられるわ」


部屋の中は暗い。照明のスイッチも遠いから、私も久も面倒で点けに行かない。
久は私に背を向けた状態から、仰向けへと姿勢を変えたが、表情まではよく見えない。

…と思っていたらまた寝返りをうって、今度は私の方を向いた。


久「というわけでヤスコ、お金」

靖子「…お前本当しっかりしてるよな」

久「払いたくなかったら、別にいいのよ?」

靖子「例のアレだろ?ガキの馴れ合いに混ざるくらいなら払うさ」

久「そう」

靖子「つーかお前も、いつまでやるんだ」

久「知らないわ」


靖子「…昨日、外でお前を見かけたよ。気づいたか?」

久「そんな昔のことは忘れたわ」

靖子「ちなみに、明日の予定は」

久「そんな先のことはわからないわ」

靖子「そのネタ通じる奴いるのかよ」

久「さあ」


久は声を立てずに笑った。…いや、本当は笑っていなかったのかもしれない。
何せ部屋は暗かったからな。





[視点選択肢に、『瑞原はやり』が追加されます。]


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