20: ◆xKqcl3L9Sg[saga]
2015/05/03(日) 23:29:26.20 ID:SiyVtm2mO
「ひびきん。ここは亜美達にまかしてよっ!行こっ、真美!」
「りょ→かいっ!」
「あ、2人ともちょっと待ってよ!」
「響、あんまり期待しない方がいいよ?この2人が絡むと、ロクな事にならないんだからさ」
「真ちゃん、それはちょっと言い過ぎなんじゃないかな……」
「そ→だよマコちん!真美達だって、マジメに遊ぶ時だってあるんだからっ!」
「……それ、結局遊んでるんじゃないか」
「……まったく、情けないわねぇ。飼い主に威厳が無いからこんな事になるのよ」
「うぅ……面目無いぞ……」
「あの、響さん。わたしもハム蔵を探すの、お手伝いします!」
「やよいぃ〜、ありがとな〜」
「それにしてもわたし、初めて知りました。ハムスターって、インゲン豆が好物なんですね!」
「え?いや、そんな事はなかったと思うけど……」
「だって、さっき伊織ちゃんが『インゲンが無いからハム蔵が逃げた』って……」
「あ、あのね、やよい。インゲンじゃなくて威厳……」
「わたし、スーパーでインゲン買って来ますね!」
「ちょ、ちょっと待ってやよい!」
「や、やよいちゃん?」
「……さすがやよいっち。ボケも天使ですなぁ」
「ですなぁ」
響ちゃんの他にも、何人かの声がする。
もうみんな来てたんだね。
「みんな、元気ねー」
「あはは、そうですね!」
みんなの会話を聞いて、思わず小鳥さんと一緒に笑ってしまう。
今日も、いつも通り騒がしい765プロだった。
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