過去ログ - ジナコ「イリヤ?誰ッスか」白野「月編」桜「3スレ目です」
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608: ◆/5mzbmBbN2[saga]
2015/05/06(水) 20:32:10.56 ID:30aT8js00
マイルームを出て、掲示板を確認しに……


……なんだ、これは。

人が……参加者が倒れている?

一体、何故……っ!!



突如、背筋が総毛立った。

奇妙な悪寒。サーヴァントを呼ぶ間も、構える間もない。

圧倒的な力に引っ張られるように後方に跳ね飛ばされる。後ろは壁……ぶつかる!!





……


参加者「」



ここは……?

壁に衝突した感覚がない代わりに、何時の間にか見覚えのない場所にいる。

事態が急変しすぎて思考が追いつかないが、どうも別の場所へ転移させられたようだ。

おそらくは不正規な手段で。

全く見知らぬ空間……けれど既視感がある。二度の戦いで使ったあの決戦の場……

細部は異なっているが、構造自体は似通っている。

もしも決戦の場であるなら、ここには敵がいるはずだ。

それに思い至った瞬間、意識が凍りついた。

……緊張で息が詰まる。

周りを見回すと、そこには燃えるような衣装に身を包んだ鋭い目つきの偉丈夫。

恐れで指がしびれる。 殺意とはこれほど明確に漏らす事が出来るのだろうか。

この男は死そのものだった。

伝え聞いていただけの単語……暗殺者の名が脳裏によぎる。一瞬でも目を離せば、命を絶たれる!!

「脆弱にも程がある。魔術師とはいえ、ここまで非力では木偶にも劣ろう」

「鵜をくびり殺すのも飽きた。多少の手応えが欲しい所だが……」

「小娘、お主はどうかな?」

男が瞬時にこちらに迫る。 殺される……!!


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