過去ログ - 八幡「学校に出会いを求めるのは間違っているのだろうか」
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◆Z6F.wcm4u6
[sage]
2015/05/05(火) 11:12:36.71 ID:DeiVPNIko
葉山「やー比企谷君、君がサッカー部に入りたいなんて大歓迎だよ」
戸部「まさかヒキタニくんがサッカーやりたかったなんて、マジ−嬉しいってか歓迎するし」
八幡「…おい、一色、これはどういうことだ?」
いろは「えっと…葉山先輩が見当たらなかったんで戸部先輩に言ったんですよーそしたらー」
八幡「見つからないなら見つけろ、現にそこにいるじゃないか」
いろは「戸部先輩に説明してるところに戻ってきたんですよ」
八幡「どうするんだよ」
葉山「さー顧問のところへ行って入部届けを出すんだ。書き方分かるか?なんなら僕が教えるよ」
いろは「あ、あたしが顧問のところに連れて行きますよ、さー行きましょ先輩」
八幡「おい、断られなきゃだめだろうが」
いろは「あ、そうでした。断られないといけないんでしたね」
八幡「まさか、おまえ」
いろは「は?先輩が生徒会に入ってくれないから、サッカー部でいいやなんて妥協してないし」
八幡「おまえな…」
葉山「君がサッカー部に入部してくれたら、部長は君に譲って僕は引退するよ」
八幡「なぜいきなり引退」
葉山「隠居先は奉仕部にしようと思うんだ」
八幡「なんだその、退職後の人生プランみたいな感じは」
葉山「そうなんだよ、人生には何事もプランが必要なんだよ、じゃないとあっちふらふら、こっちふらふらすることになる」
葉山「そうそこにいるいろはみたいにね」
いろは「せんぱーい、葉山先輩が怖いです」
八幡「生憎だがおまわを奉仕部に入れるわけにはいかない」
葉山「どうして?こう見えても僕こそ奉仕部に適任だと思うけどな」
結衣「確かに適任かもしれないし」
八幡「由比ヶ浜さん…」
結衣「ごめん」
葉山「さ、君がサッカー部の主将になってくれ、僕は奉仕部で雪ノ下さんとラブコメやるから」
いろは「葉山先輩も所詮男子生徒でしたか」
葉山「君がサッカー部に入部したいってきたんだろ、その言葉は嘘だったのか」
八幡「ああ、嘘だ、嘘っぱちだ、俺の本物はここにはない、あるのはサッカーボールと汗臭い男子高校生たちと砂埃だけだ」
葉山「残念だよ、君ならサッカー部を変えられるものとばかり思っていたよ」
結衣「…ヒッキー」
八幡「次行きたいんだ、さっさと断ってくれ」
葉山「断らない保留って形でいいかな?」
八幡「オーノー」
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