過去ログ - オリジナル百合SSアンソロジー集
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131: ◆kki2TKFLsM[saga]
2015/05/30(土) 23:49:38.52 ID:P+wgggvvo
夕貴「これは、アクエリアス……!」
夕貴「もしかして、先生の……」
安曇(……)
132: ◆kki2TKFLsM[saga]
2015/05/30(土) 23:58:00.02 ID:P+wgggvvo
……気づけば
彼女との距離は一瞬にして縮まっていた。
腹の上に跨り、両手を私の頭のわきについた形。
133: ◆kki2TKFLsM[saga]
2015/05/31(日) 00:07:13.15 ID:wyWOSsego
夕貴「先生はこの状況では、私の上の立場でいられないと思います……」
夕貴「もし私がここで叫んで」
夕貴「誰かにこの光景を見られたら……どっちの立場が危ういかなんて」
134: ◆kki2TKFLsM[saga]
2015/05/31(日) 00:12:32.48 ID:wyWOSsego
冷静……
安曇「……そうでも、ないですよ」
135: ◆kki2TKFLsM[saga]
2015/05/31(日) 00:13:19.07 ID:wyWOSsego
――っ
「なんちゃって♪」
136: ◆kki2TKFLsM[saga]
2015/05/31(日) 00:20:59.30 ID:wyWOSsego
安曇「……」
安曇「……は?」
夕貴「ごめんなさいセンセ、ちょっとした冗談です♪」
137: ◆kki2TKFLsM[saga]
2015/05/31(日) 00:32:56.89 ID:wyWOSsego
安曇「全く……貴女のせいで二日酔いがすっかりさめてしまいました……」
夕貴「あ、あー! なるほど! センセー二日酔いだったからベッドで横になってたんですね!」
安曇「……はっ」
138: ◆kki2TKFLsM[saga]
2015/05/31(日) 00:47:57.26 ID:wyWOSsego
安曇「はぁ……貴女はもう少し落ち着いた方がいいかもしれませんね」
夕貴「十分落ち着いていると思いますけど……?」
安曇「そうですか……じゃあ、そういうことにしておきましょうか」
139: ◆kki2TKFLsM[saga]
2015/05/31(日) 00:59:32.69 ID:wyWOSsego
夕貴「……ふふ」
夕貴「なんでだと思います?」
安曇「……それが分かったら、昨日は酔いつぶれませんでしたよ」
140: ◆kki2TKFLsM[saga]
2015/05/31(日) 01:11:44.45 ID:wyWOSsego
「……それは、私が小学1年生の頃です」
「私は、当時から結構活動的で、学校が終わった後、毎日のように暗くなるまで遊んでたんです」
「それで、しょっちゅう親に心配され、怒られてたんですけどね。 反省しないで、また暗くなるまで遊んでました」
141: ◆kki2TKFLsM[saga]
2015/05/31(日) 01:25:27.30 ID:wyWOSsego
「センセーは、泣きそうになっていた私を慰めてくれました」
「ただ、その当時のセンセーは……えと、こういうのもアレですが!」
「頼りない、というか、味方にするには心細い感じの人でしたね!」
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