過去ログ - オリジナル百合SSアンソロジー集
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142: ◆kki2TKFLsM[saga]
2015/05/31(日) 01:34:05.80 ID:wyWOSsego
夕貴「だけど、それきり、センセーと会うことはありませんでした」

安曇「……違う県の大学に通っていたから……」

夕貴「みたいですね。 ……私は、その時の温もりが、いつまでも忘れられなくて」

夕貴「中学生になっても、会いたいなー、って思ってました」

夕貴「勿論、高校生になるときも……」

夕貴「そうしたら、なんと! 自分の通っている学校の保健室の先生が!」

夕貴「あの時私を助けてくれた人ではありませんか!」

安曇「ふふ……」

夕貴「……流石に、運命感じちゃいました」

夕貴「やっぱり、会うべくして会う人、一緒にいるべくしている人なんだなって、思ったんです」

夕貴「でも、人生何があるかなんて、わからないじゃないですか」

夕貴「たった15、6年しか生きていない私が言うのもどうかと思いますけど……」

夕貴「また、どこかに行ってしまうかもしれない……」

夕貴「だから、それなら、少しでも長い間、お話ししたいなって、思って。保健委員になったんですよ」

安曇「そうだったんですか……」

安曇「……もしかして、いつもストレートに言葉をぶつけてくるのは……」

夕貴「その時の経験も、影響してるのかもしれないですね!」


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