過去ログ - 永瀬伊織「人格入れ替わりしながら」稲葉姫子「ダブルデート?」
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名無しNIPPER
[sage]
2015/05/13(水) 02:40:16.90 ID:fTNAVwGR0
――――なんだかすごく失礼なことを言われた気がする。
すぐ傍にいる唯が「ダメだわ……まず青木が太一に勝てる要素がないわよね………」と呟いていた。
「唯? 何を想像してたのか聞かないけどさ…………」
なんであれ、これだけは伝えておかねばならないと青木は考えていた。
青木は即決、即行動に移した。
「オレの唯が大好きだって気持ちだけは太一に余裕で勝利できるぜ!」
青木が最高の笑顔で親指を立てると、唯ががっくりうなだれた。
「アンタのそういう無駄にへらへら笑うとこが残念なのよ……ポジティブなのはいいけど」
「あれ? これって好感度のポイントプラスになってるよね?」
「プラスマイナス・ゼロよ」
「マジ!? ってかなんで?」
「…………なんていうか、過剰? なのよね。それはそれでいいけど」
「それっていいってことなの? 悪いってことなの!?」
「そんなことより、あんまり騒ぐと稲葉たちに気づかれるわよ」
――――そんなことなんかじゃないんだよ!
と、青木は心の中で叫ぶ。唯は再び店内をのぞき込む。
ガラス越しに会計に向かう太一たちが見えた。
「見て。移動するわよ」
唯が髪をかきあげる仕草をするが、手が空振る。
「おお? これはこれで女の子の珍しい光景なんじゃ……」
「ただの癖よっ」
「唯は髪を下ろしてた方が可愛いよ! そうそう、髪をかきあげるとこも超可愛い!」
「恥ずかしいから黙ってッ!」
青木は鳩尾に軽く突きを入れられて悶絶した。
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