過去ログ - 緒方智絵里「で、弟子にしてくださいっ」 佐久間まゆ「はい?」
1- 20
2: ◆C2VTzcV58A[saga]
2015/05/05(火) 12:59:39.44 ID:4rHqLnSw0
智絵里「アイドルを始めて、少しは成長できたと思うんだけど。わたしはまだまだ気が弱いから。だめ、かな」

まゆ「……いいえ。本当なら恋のライバルを手助けするようなことはしたくないんですけど……智絵里ちゃんにはいつも助けてもらっていますから、特別ですよぉ」

智絵里「本当? ありがとう」
以下略



3: ◆C2VTzcV58A[saga]
2015/05/05(火) 13:01:01.31 ID:4rHqLnSw0
まゆ「まゆが常々心がけていることは3つあります」

まゆ「まずひとつめは、信じることです」

智絵里「信じる……?」
以下略



4: ◆C2VTzcV58A[saga]
2015/05/05(火) 13:02:08.06 ID:4rHqLnSw0
まゆ「意外そうな顔ですねぇ。まゆだって、Pさんにアプローチをかける時は結構緊張しているんですよ? いつも胸がドキドキしています」

智絵里「緊張してるの? わたしにはいつも自信満々に見えていたんだけど……」

まゆ「当たり前ですよぉ。大好きな人を相手にしているんですから」ニコリ
以下略



5: ◆C2VTzcV58A[saga]
2015/05/05(火) 13:03:13.52 ID:4rHqLnSw0
まゆ「ふたつめは、誠実であることです」

智絵里「誠実……Pさんに対してってこと?」

まゆ「その通りです。恋愛は、まず相手のことを思いやるところから始まるんですよ」
以下略



6: ◆C2VTzcV58A[saga]
2015/05/05(火) 13:04:34.11 ID:4rHqLnSw0
まゆ「私は彼のことを愛している。でも彼は女の子にモテて、行く先々でいろんな子達と仲良くなってしまう」

まゆ「私が彼を一番愛しているのに、彼は私を一番には見てくれない」

まゆ「どうして? どうして他の女のところに行ってしまうの? 私はこんなにもあなたのことを想っているのよ?」
以下略



7: ◆C2VTzcV58A[saga]
2015/05/05(火) 13:05:37.52 ID:4rHqLnSw0
まゆ「……もういい。あなたが私に振り向いてくれないのなら……無理にでもそうさせてあげる」

まゆ「邪魔な女は排除して、あなたの生活すべてを私が管理してあげる」

まゆ「自由に外を出歩けない体になっちゃうけど、何も心配することはないのよ? 私がたくさんたくさんたくさんたくさん愛してあげるからぁ」
以下略



8: ◆C2VTzcV58A[saga]
2015/05/05(火) 13:07:28.53 ID:4rHqLnSw0
まゆ「というような感じの……あら?」

智絵里「ご、ごめんなさいごめんなさいゆるしてゆるして」ブルブル

まゆ「あー……すみません、少しノリノリでやりすぎちゃいました」
以下略



9: ◆C2VTzcV58A[saga]
2015/05/05(火) 13:08:42.76 ID:4rHqLnSw0
まゆ「なるほど。智絵里ちゃんは優しいんですねぇ」

智絵里「え?」

まゆ「まゆならこう思いますけどね」
以下略



10: ◆C2VTzcV58A[saga]
2015/05/05(火) 13:11:50.61 ID:4rHqLnSw0
まゆ「当たり前じゃないですか。多少のわがままを言うのはかまいませんけど、これはただの束縛です」

まゆ「相手の自由を根本から奪う行為に誠実さはありません。外を出歩けないように監禁して何が幸せですか」

まゆ「まゆはよくPさんにヤンデレっぽいと言われますが、このような人と一緒にされるのは心外です」プンプン
以下略



11: ◆C2VTzcV58A[saga]
2015/05/05(火) 13:13:13.61 ID:4rHqLnSw0
智絵里「で、でも。出歩けないかわりに、そのぶん愛してあげるって」

まゆ「そこっ!」

智絵里「ひっ」
以下略



12: ◆C2VTzcV58A[saga]
2015/05/05(火) 13:15:09.85 ID:4rHqLnSw0
まゆ「最後にみっつめ。ためらわないことです」

まゆ「まゆ達はまだ若いんですから、猪突猛進の気持ちでぐいぐい行くべきです」

智絵里「ぐいぐい……」
以下略



27Res/10.37 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice