過去ログ - 扶桑「私たちに、沈めとおっしゃるのですか?」 提督「そうだ」
1- 20
193: ◆bBUdJHUgklsz[saga]
2015/08/14(金) 12:12:35.57 ID:VYMpLEgk0



 その圧倒的な物量の前に、精神論など馬鹿馬鹿しく思ってしまう。
 数の暴力の前には、技術でのカバーなどただの希望的観測にすぎない。
 開戦から、いったいどれくらい時がたったのだろう。どれだけ、走ったことか。

 もはや、時間の感覚などない。 
 ただ必死で、がむしゃらに、走り続けた。
 この永遠とも思える苦痛の時間を、歯を食いしばって、必死に耐えた。

 必ず勝つと。絶対に負けてたまるかと、
 援軍が駆け付けるまでは、必ず持ちこたえてみせると。

 扶桑は、ボロボロの身体で地べたに倒れこみながら、それだけははっきりと強く思った。 






<<前のレス[*]次のレス[#]>>
236Res/136.79 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice